第4話
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然とした表情だった。
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これで納得したわ。キュウべえがしゅごキャラを参考にした理由が。日奈森あむの話した事が事実だとすれば、“ソウルジェムの性質”は元々人間が持っていたものと言う事になる。
「それで、その??たまとか??キャラはどうするの?やっぱり、やっつけちゃうとか?」
美樹さやかがそんな事を聞くけど、私の予想だと、多分それで良い結果にはならないわね。
「それも手の一つだけど、あくまで最後の手段。」
「どうして?暴れるんでしょ?」
「そうだけど、??たまは元はこころのたまご。だから壊しちゃうと持ち主の子は完全に夢を失って無気力になっちゃうの。」
やはりね。私の予想する限り、こころのたまごと言うのは“魂の一部”。変質しただけでも悪影響が出るのに、壊されたりしたらタダで済む訳が無いとは思っていたわ。まあ、私は死んだり廃人になったりすると思ってたから、予想よりはマシだったわね。
「それじゃあ八方ふさがりじゃん!」
「そんな事は無いよ。??たまや??キャラを救う方法はちゃんとある。」
??たまや??キャラを救う!?天然の“魔女”とでも言うべき存在を!?
「皆がそうって訳じゃ無いけど、キャラなりの能力には??たまや??キャラの浄化があるの。」
「浄化?それってつまり、こころのたまごに戻すって事?」
「そう。鹿目さんはそうやって??たまを助けたかったからキャラなりがしたいって言ったんだと思ったんだけど、どう言う事なの?」
日奈森あむがそう言うと、キュウべえを抱えた巴マミが一歩前に出た。
「それについては、私とキュウべえで説明するわ。」
続く
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