第4話
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「あ、ごめん。実はしゅごキャラには二つのパターンがあるみたいで、一つはあたしみたいに今の自分が定まってなくて、自分に無いものを補う為にしゅごキャラを生むタイプ。これはその、見ての通りキャラチェンジで性格が変わっちゃって・・・」
「そう言えばまどかも、あの時雰囲気が変わってたような・・・」
さやかちゃんの言う通り、キャラチェンジした時の私は何だか自信に溢れていたような気がする。
「それで、もう一つのパターンと言うのは何かしら?」
その時、ほむらちゃんが日奈森さんに聞いた。
「もう一つは今の自分が定まっているけど、新たな可能性を求めた結果しゅごキャラを生むタイプ。こっちはキャラチェンジしても性格は変わったりしないの。」
「そう。それで、まどかと呉キリカはどちらのタイプなのかしら?」
「私は、多分一つ目の方だとおもうよ。キャラチェンジした時、何だか凄く自信が湧いてきたし。」
「私もそう。キャラチェンジすると、凄く明るくなるの。」
呉さんも同じなんだ。
「それじゃあ、日奈森あむ。もう少し質問していいかしら?」
「うん。あたしに答えられる範囲ならね。」
「ならまず、しゅごキャラの力を使うのに何か代償は必要なのかしら?」
「代償?特に無いけど。まあ、キャラなりしたらちょっと疲れるけど。」
「「「「キャラなり?」」」」
新しく出てきた単語に私達全員は首を傾げてしまう。
「キャラなりって言うのは、しゅごキャラの力を120%発揮して一つになることで、まあ早い話が魔法少女みたいに変身出来るんだけど。」
「その話、詳しく聞かせて!」
私が聞きたかった話が出てきて、思わずがっついてしまった。
「いいけど、どうして?」
「私、そのキャラなりがしたいの。」
「キャラなりが?」
日奈森さんが不思議そうに言った。けど、何かを思い出したようにハッとした表情になった。
「もしかして、??たまを助けたいの?」
「??たま?」
「あれ?違うの?」
私の反応が意外だったみたいで、日奈森さんは不思議そうな表情をする。
「その??たまと言うのな何かしら?」
その時、ほむらちゃんが??たまについて聞いた。
「こころのたまごはね、持ち主が悩みを抱えたり、夢を諦めちゃったりすると??がついて??たまになっちゃうの。当然、持ち主に悪い影響を与えるんだけど、それだけじゃなくて暴れたりもする訳。」
「それ大変じゃん!」
「でも、これだけじゃないよ。??たまが孵化すると??キャラがうまれるんだけど、そうなると力は強くなるし、持ち主の子も倒れちゃうの。」
そんな衝撃的な話を聞いて私達は驚きが隠せなかった。特に、ほむらちゃんは愕
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