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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
SAO
紅の殺意
第26話
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リーは40代くらいの人間だが、今まで彼女の1人出来なかった。当然、現実世界でも同じ。見せ付けられて、不愉快で仕方ないのだ。気分転換に水を飲んだ。

サチ『キリト……///。』
キリト『サチ……///。』
2人は見つめ合い、まぶたを閉じてもう一度キスしようとしたその時…、

≪バタッ??≫
何やら物置がした。キリトとサチが音のした方を向くと、そこには地面に倒れ込むゴドフリーの姿があった。ゴドフリーのHPを確認すると、HPバーがグリーンに点滅する枠に囲まれている。麻痺毒だ。
すると…、
クラディール『ククククッ、ヒャッヒャッヒャッヒャッ……。』
突如、クラディールが笑い出した。しかもその笑みには、狂気も含まれている。
ゴドフリー『クラディール…お前…何のつもりだ?』
キリト『何しているんだ、早く解毒結晶を使え??』
キリトは叫んだ。ゴドフリーは急いで解毒結晶を取り出そうとするが、麻痺毒にやられた為、その動作はおぼつかない。
ゴドフリーがノロノロしている間に、クラディールはゴドフリーがやっと取り出した解毒結晶を弾き飛ばした。
クラディール『ゴドフリーさんよ…あんたはかなりの脳きんだと思っていたが、どうやら想像以上だな。』
クラディールはそう言って両手剣を装備して…、
≪ザクッ??≫
ゴドフリー『ぐはっ??』
それでゴドフリーを刺した。これにより、ゴドフリーのHPは少し減り。そして、クラディールのカーソルは緑から黄色に変わった。
ゴドフリー『辞めるんだクラディール??』
ゴドフリーは叫んだが…、
クラディール『いいか?俺達のパーティーは途中で、犯罪者プレイヤーの大群に襲われ、勇戦虚しく3人死亡するも、俺は連中を全て撃破して、見事生還しました〜??』
クラディールは聞く耳を持たず、無防備状態のゴドフリーに攻撃し続けた。

そして、いつしかゴドフリーのHPは0となり、ゴドフリーはポリゴン状となって消滅、同時にクラディールのカーソルは黄色から赤に変わった。

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