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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
SAO
紅の殺意
第26話
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結晶アイテムを全てゴドフリーに預けた。キリトの行いにサチは抗議したが、キリトの言葉を聞いたサチは頬を赤く染めた。その後2人は互いの手を掴み、目を見つめ始めた。
すると…、
ゴドフリー『2人共…、人前でイチャイチャするのは…大概にして貰えるかな……?』
『『……//??』』
とっくにクラディールから結晶を預かったゴドフリーは、キリトとサチに言った。この時2人は手を繋いでいた。ゴドフリーの言葉を聞いた2人は、つい手を放してしまった。
ゴドフリー『それでは…出発??』
『『『おお……。』』』
ゴドフリーの一声に、3人はおぼつかない表情で声を合わせた。
ーーーーーーーーーー
その後、フィールドに出た一行は幾度かモンスターに遭遇したが、キリトとサチの連携で皆返り討ちにした。
それからどのくらい経ったか、谷間に到着したゴドフリーは、足を止めた。
ゴドフリー『よし、ここで休憩。』
『『……。』』
キリトとサチは憂鬱だった。
本音を言う所、サッサと終わらせたかったが、そう言う訳にも行かなかった。
ゴドフリー『では、食料を配布する。』
ゴドフリーがそう言った直後…、
サチ『あの…私とキリトはお弁当を用意しているので、結構です。』
ゴドフリー『そうか…なら仕方ない。』
サチの言葉にゴドフリーは少し不満そうな顔をしたが了解した。
仮に拒否したら、サチが怒るだろうと考えた上での決断だ。
サチ『はい、キリト♪』
サチは早速お弁当をオブジェクト化すると、キリトに渡した。
キリト『サンキュー。』
キリトはお弁当を受け取ると、早速蓋を開けた。中身はポテトサラダと唐揚げ,魚のフライ等であった。
キリト『相変わらず旨そうだな。』
キリトは早速一口…、
キリト『美味い、流石サチだ??』
高評価であった。
サチ『ありがとうキリト♪』
キリトの言葉に、サチはとても嬉しそうだった。そしてサチも、お弁当を食べ始めた。
数分後、ゴドフリーが食べ始める前に、2人は昼食を済ませてしまった。
キリト『ふう〜、美味かった。』
サチ『本当?じゃあ、口直しあげようか♪』
キリト『それっていっ……』
キリトが言い終わる前に、サチはキリトの唇に触れるだけのキスを贈った。
キリト『おっおい、サチ///??』
サチ『いいじゃない。毎日キスしているんだし♪』
キリト『それは…そうだが……///。』
サチの突然の行動にキリトは抵抗したが、サチの言葉に肯定するしかなかった。
確かに2人は、既に1年半以上前からファーストキスを捧げている(ゲーム内ではあるが……。)。
当然、相手はキリトとサチ同士。むしろ2人は、毎晩寝る前にキスをするのが日課になって来ている。
ゴドフリー『若いのはイイな……。』
ゴドフリーは呟いた。ゴドフ
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