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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
ーAnother worldー
Another episode 1 Anotherworld
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げた。
すると、和人の片手はフェンスの一番上へと届いた。
和人はフェイスに辿り着くとフェンスの反対側に付き、俺はフェンスをよじ登った。
お互いにフェンスを越えると目の前には学校。
つまり、俺達は俺の家から3分で学校門に着いたって訳なんですよ。
学校門に着いたんですよ。3分で学校門に着いたんですよ?
此処、大事っす。
俺と和人は清々しい顔で自分達の学校を見ていた。
和人はタイムウォッチを切った。
キーンコーンカーンコーン。
「遅刻だなぁ」
「遅刻っすねー」
「3分で"学校門"に着いたからなぁ…………」
「…………優也………早く行かないと公開処刑だな」
「お前もな………」
俺達はガックリと肩を落とし、教室へと走って向かった。
「はいそれではホームルーム始めます」
ガラガラ………
「「ハァ………ハァ……すびばせん……ハァ……遅刻しまひた………ハァ……」」
俺と和人は同時に教室へと入った。
すると先生だけでは無く、クラスメイト全員が俺と和人を見ていた。
先生は溜息をつき俺達に座りなさいと言った。
「えーーと………桐崎君と桐ヶ谷君だね?」
「俺が桐崎で、こっちが桐ヶ谷です」
「もう一人は一緒じゃ無いのかい?」
「もう一人?」
俺が先生の質問に疑問符を浮かべていると背後から足音がした。
「おはよーっす」
「おぉ、来た来た。全く………君達三人とも初日から度胸があるね………」
「うす………」
「君が………藤……「あーーーーーーーーー!!!!照っ!!!探したんだからね!!!!」……君」
先生が今入ってきた俺の後ろにいる奴の名前を聞こうとしたらクラスメイトの女子が一人立ち上がり、ビシっと後ろの奴に指差した。
そして、指を指しながら近づいて来た。
「ゲッ………鈴菜………クラス一緒かよ」
「ゲッて何よ!ゲッって!今日、ずっと探してたんだからね!家に"迎い"に行っても照のお母さんがもう行ったって言ってたから驚いたわよ!」
ワイワイ……ガヤガヤ………
教室中がどよめきだした。
そらそうだ。
初めて見る顔だが鈴菜と呼ばれる女の子は普通に可愛い方だ。
そんな女の子が朝からわざわざ男を迎いに行くなんて。
非リア充の天敵じゃないか。
男達が後ろの男にガンを飛ばしている。
「あ?テメェら何、喧嘩してぇのか?いつでもぶっ殺してやるよ」
男がガンを飛ばし返すと男達は目を逸らし、静かになった。
和人は冷や汗を流しながら全力で後ろを向かないようにしている。
まるで生ま
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