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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Seventeen episode 光と影の勇者
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「茅場………!?」
「茅場……晶彦……!」
「俺達はずっと茅場の為に戦ってたと言うのか……!」
誇りある血盟騎士団、その団長がこのソードアート・オンラインのゲームマスターである茅場晶彦だと知ると回りが騒ぎ始めた。
「俺達の忠誠を………」
皆が騒いでいる中、一人の血盟騎士団の団員が自分の持っている大剣を握り締めた。
団員はエリアの中心で立っている茅場晶彦、もといヒースクリフに向かって走っていった。
「よくもぉぉぉおおおおお!!!!!」
団員がヒースクリフに向かっていくとヒースクリフは右手で空中をスライドし、何やらメニューを開いていた。
メニューには数々のプレイヤーの名前が載っており、団員の名前をタッチし、麻痺と言う項目にチェックを入れると団員はヒースクリフに辿り着くこと無くその場で倒れてしまった。
そしてヒースクリフはユウキ以外の俺を含めその場にいる全てのプレイヤーを麻痺状態にした。
「ユウヤ………皆!」
「な………!?」
「くっそ……ゲームマスターと言う事がバレてしまったからその場で隠蔽する気か?」
「私達を殺すの……?」
「まさか、ここまで育てた血盟騎士団を放棄するのは勿体無いと思うが……私は第100層にて君達の訪れを待つことにしよう、なぁに……君達ならきっと辿り着くことが出来るさ」
ヒースクリフはそう言うと盾と剣を構え始めた。
「その前にキリト君には私の正体を明かした褒美を与えたい……と思ったのだが、面白いことになったのでな」
「面白い……?」
「ふむ、今からユウキ君には私と決闘をして貰う。無論、不死属性は解除する。それに私に勝てばゲームクリアで全てのプレイヤーが解放される」
「ボクがヒースクリフ団長と決闘……」
「そしてユウキ君が負けた場合にはユウヤ君がすぐに私と決闘してもらおう」
「くっ………………」
ヒースクリフは神聖剣を持ちながら指でメニュー画面を操作していた。
メニュー表示されている《NAVIP-1》を指でタッチすると人間の女の子の様な物がオブジェクト化した。
オブジェクト化された女の子は空中から地面に着地するとゆっくりと目を開いた。
驚く程美少女で碧色のワンピースを纏い、美しいブラウンの瞳を持ち、髪はロングで髪色もブラウンだった。
「決闘の前に紹介しよう、ナビゲーションプログラム正規型一号………《スズナ》だ」
「スズナです。以後お見知り置きを」
スズナと呼ばれる女の子は自己紹介をするとその場でお辞儀した。
どうやらメンタルヘルスカウンセリングプログラムと呼ばれるセイやユイとは違い、ナビゲーションプログラ
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