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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Eight episode 命の光
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見たことのないスキルが装備されていた。
そしてユウヤの目の前には自動で神聖槍を装備されたと言うことを報告するウィンドウが開かれた。
武器の名前は《グングニール》だった。
《グングニール》を握るとユウヤの体の周りに光の渦が発生していた。


「ユウヤなのか……?」


「ユウヤ……君」


「何だ……その光は……」


キリト達はユウヤの姿に驚いていた。
ユウヤの体の周りには光の渦が発生しており、先程持っていた槍が消え、新しい槍を装備したと思ったら先程持っていた槍の一回り大きくなった槍を持っていたのだ。
グリムアイズは異変を感じ取り、ユウキをユウヤに向かって投げつけた。


「ユウキ……!」


俺はユウキを優しく受け止めた。
ユウキのHPバーはレッドゾーンに入っていた。
もう少し遅くれていたらユウキはこの世界から消えてしまっていただろう。
そして俺はユウキに優しく声をかけた。


「ユウキ……お前だけは絶対に守り抜くから」


「う……ん……」


そう言って俺はユウキを横にした。
ユウキは俺に笑顔を向けてくれた。

俺の命に代えてでもお前を守るから…それが俺の命の誓いだ!!


「決着着けようぜ……蒼い悪魔」


「ガァアァアアアア!!!」


俺がそう言うとグリムアイズは特大剣を振り下ろしてきた。
だが俺はグリムアイズの剣を受け流すのでは無く、避けた。
そして俺はソードスキルを発動させた。

神聖槍ソードスキル《レイジング・ルーラー》

神聖槍が出てきた時から元々あったソードスキルだったが剣撃数は8連撃と多めだった。
そしてグリムアイズのHPバーを削るには十分だった。


「はああああぁああああぁ!!!!」





一撃目……!
てめぇがユウキに与えた苦しみはこんなもんじゃねぇ!




二撃…三撃目……!
俺はユウキを…皆を絶対に守る!!




四撃…五撃……六撃目……!
てめぇを殺す……殺す殺ス殺す殺す殺す殺す…!!!!




八撃目……
ユウキを傷つける奴は…




ユウヤは口角を上げ、笑った。
その笑みは不気味で。
一人の人間の少女を守り抜こうとする悪魔の様に見えた。

これはもう一人のユウヤなのかもしれない。








ーーーーー 一匹残らず全員殺しテやる ーーーーー









「グガアアアアアアァア!!!!」


だがグリムアイズも黙ってやられる訳では無かった。
特大剣を振りかざしユウヤの体に命中させてきたのだ。
特大剣はユウヤの体に直撃し、ユウヤを吹き飛ばした。


「くっ……!」


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