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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Seven episode 似た者同士
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たから生きてるか確認しに来てあげたんじゃない」


「そんなことフレンドリストに登録してんだからそれくらい分かるだろ」


「生きてるならいいのよ!そんなことより何よ?シェフがどうとか……」


キリトはアスナに言われ、目的を思い出し、アスナに言った。


「あ……そうだった……アスナの料理スキルの熟練度、今どのくらいだ?」


「ふふっ……」


アスナは料理スキルがどのくらいだと聞かれ、私の料理スキルに勝てる奴はいないという自慢気な顔をしてキリトに言った。
結構な自信があったのだろう。


ユウキの料理スキルはコンプしてんだけどな…


「先週コンプリートしたわ!凄いでしょ!」


「アスナもコンプリートしたのー!?ボクも1ヶ月前にコンプリートしたよー!」


ユウキ……それアスナの心、砕いちまうぞ。


「「「な!?」」」


ほら見ろ。本来二人が驚く筈だったのにアスナまで驚いてるぞ……


「まぁアスナ……その腕を見込んで頼みがある!」


「へ?」


キリトは頼みがあると言うとアイテムトレードをエギルからアスナに変更した。
そしてS級の食材、《ラグー・ラビット》を見てアスナは驚いた。


「こここ……これ!《ラグー・ラビット》じゃない!?」


「取り引きだ!こいつを料理してくれたら一口食べさせてやる!!」


ガシッ!


「!?」


キリトがそう言うとアスナはキリトの首を掴み、物凄く怖い顔でキリトを睨みながらキリトに言った。


「は・ん・ぶ・ん!」


アスナはキリトを睨み続けた。
その目は天敵を狩る鷹の様な目付きだった。
キリトはアスナの威圧に押されてしまった。

アスナ怖えぇ……


「ひゃ……ひゃい……」


「キリト……どんまい……」


アスナはS級の食材を半分食べれるという事に感動しジャンプしていた。
その姿は純粋に喜ぶ子供だった。


「やった!」


キリトはアスナがはしゃいでいる姿を見て笑みを零し、エギルのいる方を向いた。
そしてエギルに交渉決裂だと言う事を伝えた。


「悪いなエギル。そういう事だから交渉はなかった事にしてくれ」


「俺達、ダチだよな!?俺にも味見くらい……」


「感想文を800字以内で書いて来てやるよ」


「そりゃないぜ……」


キリトはアスナを連れてそのまま店から出て行った。
エギルの店にはガックリしたエギルに二人組のユウヤとユウキがその場に残されていた。

800字で感想文持ってくるとか……俺だったら破り捨てるぞ……

俺はガックリしているエギルに励ましの言葉をかけた。


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