暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Six episode 俺から君へ
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
言い放った。
そしてユウキを強く抱き締めた。


「うぇ……ふぇぇ……ユウヤぁ……」


俺は絶対にこの子を離さない、離してたまるものか!!


「ユウヤぁ……大好きだよ……!」


「二度と俺から離れようとするんじゃねえぞ……」


そう言うとユウキはユウヤの腕の中でコクンと頷いた。


「なぁユウキ、この先の噴水広場から見える大樹に行かないか?あそこから見る星空が綺麗なんだ」


「うん……」


俺達は手を繋ぎながら大樹へ向かった。








ーーーー大樹ーーーー



「綺麗……」


ユウキが夜空を見ると無数の星がそこにあった。月はまるで自分を主張するかの様に星達の真ん中で光輝いていた。
ユウキは星空の綺麗さに声を出して驚いていた。


いつ見ても綺麗だな……
これでも仮想世界なのにな


ユウキは星を見ていた。
俺はユウキに近付き、優しく抱き締めた。




ーーーーボク、夢見てるのかな。



ーーーーもし夢の中でも俺はお前を離さねえし、お前を好きでいる。



ーーーーボクが嫌な事をしちゃっても?



ーーーーそしたらそのユウキも好きになればいいだろ。



ーーーーうん……そうだね……



ユウキはまたユウヤの腕の中で泣き出しそうになっていた。
ユウヤは心配ないすんな、という気持ちでユウキを力強く抱き締めた。


ーーーーユウキ、大好きだ。これまでも。これからも。



ーーーーボクもユウヤが大好きだよ。これまでも。これからも。




二人は星空の下で愛を誓った。
二人を一生離れないように。


これが二人がお互いに贈る。




ーーーーー俺から君へ




ーーーーーボクから君へ




二人が贈った想いだった。






ーーーーーーーー大好きな人に贈る、愛の言葉






そして二つの影は一つとなった。
月と星達は二人の少年と少女を照らし、祝福していた。



[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ