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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Two episode 第一層攻略
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ったとは…


「そのお詫びをする奴というのは元βテスター達の事かな?」


「そや!あいつら情報を独り占めしてるんや!ここに装備とアイテムを置いてかなあかんと一緒に戦う事はできへんで!」


あの野郎…!


「発言いいか」


突然、肌が黒く、身長の高い人がその場で立った。
武器は両手斧でいかにも脳筋っていう感じだ。


「俺の名はエギル、あんたは情報を独り占めにしているβテスターが許せなく、アイテムと装備をここに置いていけと言っているんだよな?」


「そや!なんか文句はあるんかいな!」


「これが何かわかるか?」


そう言ってエギルという男は一つの情報が詰まった本を取り出した。
どこの雑貨屋でも配られている攻略本みたいな物だ


「そんなん雑貨屋行ったら配られているものちゃうんか?」


「ああ、そして、これを配っていたのは元βテスター達だ。いいか皆、情報は誰にでも手に入れられているんだ。ここではそれを踏まえて論議されると俺は思っていたんだがな。」


「ぐっ……」


キバオウが黙り出したな
つーかこの本、βテスターが配っていたのか…どうりで詳しすぎると思ったぜ。


「ゴホン、攻略会議の続きなんだが…つい先ほどこの本の最新版が配られた。ボスの名前はイルファング・ザ・コボルト・ロード。こいつは最初は盾有りのアックスを使っているがHPが4分の1になると大曲剣タルワールへと持ち替えるらしい。しかもこのボスの取り巻きにルイン・コボルト・センチネルというのが出てくるらしい。」


やっぱり基本的にはβテストの時と同んなじなんだな
というか


「ユウキ…?」


ユウキがやけに静かだと思い見てみたら
静かにコートで体を覆い、安らかに寝息を立てていた。
ものすごく可愛いなこいつ…
ゆらゆらしていたからか、俺の肩にコテンともたれかかった。


「ボス戦ではパーティを組んで戦った方が有利に動く。それじゃ取りあえず皆、パーティを組んでみてくれ」


取りあえず色んな人とパーティを組まないといけないらしいのでユウキを起こすことにした。
寝顔も可愛いなこいつ…じゃなくて起こさねぇと


「ユウキ起きろ」


そういって指で頬を突ついた。
そしたらユウキは目を開け俺を見ると顔を赤くし、俺から離れた。


「ご…ごめんね!」


なんで謝ってんだ?
そう疑問に思ったが、まずはパーティを作らなきゃいけないという事をユウキに伝えた。


「パーティを作るんだね。ならあそこにいる人達はどうかな?」


そうユウキが指さす方向には俺より一つ年下かあるいは同じ年齢くらいのローブを来た女の子と普通の装備の少年が
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