誘拐だそうですよ?
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俺は俺のルールで生きてるんだ、俺は俺の判断でお前を殺してもいい人間だと決めた、殺されても文句は言えない。
だから俺はお前を殺す。」
「なんだよ????自分勝手すぎー」
白夜は男を蹴り飛ばす。
白「お前が言うな、お前が。
めんどくせぇからさっさと殺るぞ、ありがたく思えよ、"転移"。」
男が壁に埋まる、苦しみもがきながら男は壁と一体化して死んでしまった。
白「????あ〜あ、せっかく破零が殺してあげようと思ったのに、禍酷いなあ。
何かの意図があってやったんだと思うけど。」
やれやれと肩を竦ませてため息を吐いた。
琴「白ちゃん?????」
白「ごめんね琴ねぇ、夢羽お姉ちゃん、破零には悪人の命の重さが分からないんだ。
怖がらせちゃって、ほんとにごめん。」
琴「白ちゃんおいで。」
ポンポンと自分の膝を叩く、白夜は少し戸惑いながらも大人しく従い琴音の膝にちょこんと座る。
琴「ありがとね、助けに来てくれて。」
琴音は白夜をギュッと抱きしめた。
白「あんなの、助けたなんて言えないよ。
人を殺したのには変わりない。」
琴「じゃあ何で白ちゃんは殺しちゃったの?」
白「だって!
あいつが琴ねぇのこと殺そうとするからいけないんだもん!
琴ねぇのこと殺さなかったら、もうやらないように痛めつけるつもりだった????。」
琴「あぁ、痛めつけるのには変わりないんだね。」
白「当たり前だよっ!
誘拐なんて悪いことしたもん、それに暴力を振おうとしていたなら同じ痛みを与えるつもりだったんだ!」
頬を膨らませて怒る。
琴「ねぇ白ちゃん、この世界ではさ、殺生は禁じられているけれどそんなルールは結局誰かが破っちゃうんだよね。
殺さないと自分が殺される、その状況で相手を殺してしまったら、それは重罪かな?
殺しはいけないことだけど、殺しをするなら殺される覚悟もなきゃ駄目だよね。
あいつはそれを分かっていなかった、ただそれだけのこと。
それに白ちゃんは命を救ってくれたんだよ、殺しをしたとはいえ私は正しい判断だったと思う。
白ちゃんは意味も理由もなく無差別に殺人をする子じゃない、だから悔やまないで?」
白「うん????、ありがとね、琴ねぇ!
帰ろう、お腹すいたよっ!」
琴「そうだね、夢羽帰ろう!」
夢「??????帰りたいのはやまやまなんだけど、鍵無くしちゃったみたい。
今夜泊めてもらえると嬉しいな〜とか、思ってみたり??????。
今度何か奢るから、ね?」
夢羽は手を合わせておねだりする。
琴「困ることないし良いよ〜。」
こうして、警察が解決する前に誘拐事件
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