プロローグ
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あたし、日奈森あむ。今は聖夜学園中学の二年生で生徒会メンバーやってます。会長は唯世君で副会長がりま、書記がややで会計がなぎひこ、そして庶務をあたしがやってる。一度消えてしまった私のしゅごキャラ、ラン、ミキ、スゥ、ダイヤの4人も戻って来て、毎日楽しくやっていたんだけど・・・
「えー!!あむちー転校しちゃうの!?」
「うん。」
両親の仕事の都合で転校する事になっちゃいました。
「まあ、引っ越しはこれが初めてじゃないし。」
「そう言えば、日奈森って小4の時に転校してきたんだったな。」
そう言って来たのは一個上の先輩で元ガーディアンの空海。中学では部活に専念する為に生徒会には入って無い...んだけど、時々こうやって生徒会室にやって来る。
「でも、寂しくなるね。」
「私はあむが向こうで上手くやれるか心配ね。」
「大丈夫だよ、真白さん。あむちゃんだって変わってきたし。」
「でも、転校初日の挨拶でやらかす可能性はあるでしょ?」
「うぐっ・・・」
りまの言葉が私に突き刺さった。確かに、こっちに転校してきた初日の挨拶に失敗して、周りから『クール・アンド・スパイシー』と勘違いされるハメになったけど・・・
「でもあむちゃん。今度は一体何処に引っ越すの?」
「ややも気になる〜!近場だったら毎日遊びに行くよ!!」
「ありがとうやや。でも、流石に毎日は無理だと思うけど。」
「大丈夫だって。で、どこに引っ越すの?」
「群馬県の見滝原市っていう所。」
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私、鹿目まどか。見滝原中学の中学二年生。突然ですが、私には魔法少女の才能があるそうです。あ、別に厨二病とかじゃないよ。きっかけは謎の生き物キュウべえと、学校の先輩で魔法少女のマミさんとの出会い。私と親友のさやかちゃんは二人と出会って魔法少女の才能があることを告げられた。魔法少女になったら、呪いを振り撒いて人に害を与える魔女と戦う事になるんだけど、その代わりキュウべえに何でも願いが叶えて貰えるんだ。でも、私の願いはマミさんみたいな強くて素敵な魔法少女になること。つまり、魔法少女になること自体が私の願い。だから、キュウべえに何を願えばいいのか全く分からないの。でも、なりたいなあ。マミさんみたいに素敵で、皆を助けられる魔法少女に・・・
なんて思いながら寝た日の翌朝。私の枕元に何故かたまごがあった。
「な、なにこれ!?」
そのたまごはピンク色で、表面に金色の弓矢のマークが描かれている。私は訳がわからなかったけど、試しに手にとってみた。すると、手に暖かい温度が伝わってきた。
「もしかして、何か生まれてくるの?キュウ
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