暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
暁の天狼島
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「ウェンディ、オイラも治癒魔法かけてー」

そう言ってやって来たのはハッピーだった。こいつも頑張ったもんな。

「うん!!いいよ」

ウェンディはそういってハッピーに治癒魔法をかけていく。しばらくすると、

「お〜!!もう痛くない!!」
「次・・・レビィさんのケガの手当てをします」

ハッピーも無事に治療完了!!ウェンディは額の汗を拭いながらレビィさんを呼ぶ。

「私は大丈夫!ウェンディも少し休んだら?」
「いいえ・・・天狼樹が元通りになってから、調子がいいんです」

ウェンディはキラキラしながらそう言う。何これ?なんて天使?

「あんたもウェンディを少しは手伝ったら?」
「お!忘れてた!!」

俺も水天竜モードになり、ウェンディと一緒に治療を始める。それにしても、天狼樹が元通りになってからはすごく調子がいいなぁ。それにこの滅竜魔法の魔水晶(ラクリマ)もあるおかげで水天竜モードを楽に維持できる。
それにしても賑やかだな。ナツさんをリサーナさんがツインテールにして遊んでるわ、雷神衆とラクサスさんとエルフマンさんも妙に楽しそうにしてるし、ルーシィさんもカプリコーンさんにダイエットしなさいとか言われてカナさん苦笑いしてるし、いつのまにか帰ってきたギルダーツさんとラクサスさんが座りながら何か話してるし・・・皆さん本当元気ですね。

「ギルダーツ!!俺と勝負―――」

ガンッ

「ぷぎゃっ!!」
「休ませろっての」
「瞬殺かよ・・・」

目が覚めたナツさんはギルダーツさんに勝負をしかけ、瞬く間に倒された。ギルダーツさんすごすぎ!!

「ウェンディ・・・シリル・・・こっちも頼む・・・」
「頼りになるな」
「漢だ」
「お前は、ちゃんと治してもらっとけよ、リリー」
「俺のことより、お前のダメージの方が深刻だな」

俺とウェンディが治癒をしていると、いつの間にか長い行列になっていた。

「な・・・なんか行列になっちゃったね」
「大丈夫です!!こういう時こそお役に立てるし!!」
「俺もウェンディの補助ぐらいならいくらでもいけるんで!!」
「あんまり無理しちゃダメよ」
「ほどほどにね〜」

俺とウェンディが皆さんの治癒をしていると、不意に声をかけられる。

「ウェンディ、シリル、変わろうか」
「「?」」

俺たちが視線を向けると、そこにはエルザさんがいた。なぜかナース服に身を包み。

「え・・・エルザさんその格好・・・ナース?」
「そんな服どこから持ってきたんですか!?」
「さっき換装したのだ」
「なんで鎧と一緒にナース服があるわけ〜!?」
「てかあんたに治癒の力ないでしょ!!」

エルザさんに俺たちは次から次へと突っ込みを入れていく。どんだけ突っ
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