第8話:アンドロイドZ指令
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
『バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン!』
「ぎゃあああああああああ!」
子供達が一斉にアンヌを撃った!
硝煙の中から、更にボロボロになった隊員スーツの裂け目から血や肉をはみ出させた姿のアンヌが現れた。
「…ウッ、ウッ!」
無抵抗な状態で無数の銃弾を浴びせられたアンヌが啜り泣いていた。
「銃弾の火薬はまだ、おもちゃの鉄砲の火薬程度しか入れてないから、爆竹より火力が弱いと言うのに、この程度で泣くとは…。」
ニタニタと薄ら笑う老人のそばに居たアンドロイドがアンヌの隊員スーツの上から股間に指を指すと、
『バチバチバチバチイイイ!』
「ギャアアアアアアア!」
再び電流がアンヌの股間から全身にくまなく流れ、逆さ吊りのアンヌを激しく痙攣させた。
「わっはっは!様がないのう!」
老人が高笑いし、
「…や、やだあ…、止め、て…、下さ…、い…。」
アンヌは再び意識が混濁しそうになり、恐怖感からか、両目から涙を流した。逆さ吊りのままだから、涙は頬ではなく、額を伝わった。
その時!
『バキューン!』
『バアアアァァァン!』
子供達のうちの誰かだろうか?
誰かがアンドロイドの顔面に銃弾を放ち、アンドロイドがその場に崩れ落ち、操られた子供達も全員がその場に気を失って倒れた。
「な…、何故じゃ?まだ普通の銃弾程の性能は与えていなかった筈じゃぞ?」
老人の設定上、アンドロイドを破壊する程度の銃弾を持っていない筈なのに、何者かによって破壊されたことに狼狽した。
「だ、誰じゃ!」
「ま、まさか…?」
アンヌと老人が同時に部屋の入口を向くと、ウルトラピストルを老人に向けて構えたツヨシが立っていた。
「アンヌ隊員を離せ!」
「ぐぬぬぬぬ…!」
ツヨシが老人にアンヌを解放するように言うと…!
「クェケェケェケェケェ!」
老人は一瞬にして、タコを彷彿させるような姿に変身した!
「貴様、宇宙人か!」
「私は、コブル星人だ!」
「きゃああああああ!いやああああああ!」
コブル星人はそのままアンヌにまとわりつき、8本の足でアンヌの乳首、アヌス、オ○ンコをいじくったり突っ込んだりした!
「このヤローッ!」
『バキューン!』
「クェケェケェケェケェ!」
ツヨシに頭を撃たれたコブル星人はそのまま床に倒れ、泡となり消えて行った。
同時に、先に倒れていたアンドロイドも消えてしまった。
「ツヨシ君…。」
「アンヌさん、大丈夫ですか?」
逆さ吊りにされていたアンヌの足首を縛っていた鎖を解くと、ツヨシはアンヌを優しく下ろした。
「アンヌさんの無線機に取り付けていたGPSを追い掛けて良かった
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ