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リリカルビィト〜才牙と魔法が交わる物語〜“改稿版”
四十三話、模擬戦
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くとクロノが言わないでくれ‥と考えたくないと表情で告げていた

二人はこう会話を交わしているが、龍也は今シグナムとフェイト、ヴィータ、アイの四人を相手に孤軍奮闘している

実際はなのはとはやて、アリサが魔力球や魔力刃、天撃を無数に展開し発射しているが、龍也はまったく意に介していない

つまり僅かな隙間をかい潜り斬撃打撃を防ぎたまに反撃を繰り出している

「魔法無しであの速さ‥捕らえようにも捕らえきれん」

ザフィーラが言うようになのはを含めた五人は隙あらばバインドや″天撃の影縛″で捕らえようとしているが、如何せんシグナム達を巻き込まないように気を配り、更に高速で動く龍也の次の一手を読みながらバインドを仕掛けるなどかなりの微調整が必要

それを得意とするクロノが設置型バインドを仕掛けるも

「‥!"樹竜の鉤爪"!!」

「うわっ!?ぐ‥バインド解けーーっ!!てか邪魔すんじゃねぇっ!!」

戦闘で得た勘と見聞色の覇気、樹木の変換資質を持つ事による超空間認識能力、そして僅かな魔力の流れを感知し誰かをそのバインドを仕掛けられた空間に投げたり蹴ったり誘ったりして身代わりにしているので寧ろ仲間の邪魔でしかない

「ブラッディダガー!!」

「はぁあぁーっ!!」

血の色の刃と鉄球で龍也をほんの僅かに足止めをする

今が好機とそこになのはとフェイトが砲撃を放つ

「ディバイーンバスターーッ!!」

「プラズマスマッシャー!!」

砲撃が中心点で×で交差するように放ち、その上空にアリサが砲撃を避けた龍也を狙うために待機をしていた

「フン‥この程度の砲撃、防げないとでも?」

龍也は防御魔法、″デルタシールド″を展開、砲撃を防ぎながら胸に手を翳す

胸から白く光る光球を出し、それらを集めてある形を作る

1.5メートル程の長さの白色の棒に両端に翡翠色の宝玉が付いたものに(形のイメージは仮面ライダークウガのドラゴンロッド)

「天光棍(ライトロッド)!!」

「あかん、才牙出された!!《アリシアちゃん、あれどんな才牙かわかる!?》」

「《天光棍(ライトロッド)…光の才牙で威力よりも凡庸性を重視した才牙…その特性は二つ…一つは光を操ることで幻を見せる能力、そして二つ目は……》」

「土鎌!!」

龍也が地面を突くと同時にライトロッドに土がつき始め、死神が持つ様な鎌の形に変化した

「《……刃状の天力を纏わせて様々な属性の武器に変化すること……》」

念話でアリシアの説明を聞いた皆は心を一つにして思った……

『チートじゃない?』と……

「(さて、そろそろ……)」

「セット」

黒く恐ろしい狂戦士の笑みを浮かべながら六分割した棍をしまう龍也に、クロノ含
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