止血
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in保健室
ガラッ
不二 「先生は、居ないか…此処座って」
不二は治療品を探した。
貴 「ティッシュだけ貰えれば良いから」
鳴海は血が床に落ちない様にゴミ箱を下に置いた。
鳴海はもう泣き止んでいた。
不 「駄目だよ、バイ菌入って病気にでもなったら駄目だし」
貴 「病気に何てならないし」
不二は手当てする道具を机に置いた。
不 「腕出して、手当てするよ」
貴 「手当て要らないのに…バカみたい((ボソッ」
(名前)はそっぽを向いた。
サッ
不 「っ!?」
不二は鳴海の腕をYシャツを捲った。
そこには数えきれない程の赤い蚯蚓腫れ ミミズバレ と抉られた…
何度も深く切った様な血が出た深い傷が有った。
貴 「っ…」
不二は何も言わず手当てした。
不 「一応止血して手当てしたけど病院にはちゃんと行ってね」
貴 「やだ」
(名前)は椅子から立った。
不 「駄目だよ、そんなに深い傷」
貴 「礼は言う、が…アンタには関係無い、つまりは無関係何だ、これ以上関わらないで……迷惑なの」
(名前)はYシャツの血の着いた部分だけ切り取ってゴミ箱に捨てた。
不 「僕は鳴海ちゃんの事を知ってるんだ、もう無関係じゃないよ…包帯巻いてあげる」
貴 「俺が関わって欲しく無いの……ありがとう」
不二は鳴海の左腕に包帯を巻いた。
不 「でも僕は放っておけないな」
貴 「綺麗事辞めてくれない?、そうゆうの大っ嫌いなの」
鳴海は鞄を持ち保健室から出た。
不 「ごめんね、でも本当の事だから」
貴 「着いて来ないで」
不 「下駄箱此方だから」
鳴海は下駄箱に着き靴を履いた。
貴 「手当てありがとう、でももう関わらないで、さよなら」
そう言うと走って学校を出た。
不 「どうやったら鳴海ちやんに心を開いてもらえるんだろう…」
不二がそんな事を考えてた何て鳴海は知るよしも無かった。
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