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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico27-A竜の脅威〜The 1st task force : Dragon Head
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る。

†††Sideなのは⇒????†††

「本当にお前ひとりが残ったか。無益な戦闘は好まない。大人しく退いてくれるのなら、俺としては嬉しいんだが?」

ロストロギアを専門に蒐集するコレクター、ミスター・リンドヴルムを筆頭とする組織リンドヴルム。その組織が時空管理局のお膝元、ミッドチルダに現れた。しかも、古代遺失物ロストロギアと呼ばれる物の年代よりずっと古く、そして強大な力を有する物品――神器を装備して。
ミッドに現れた目的は不明。機動一課の報告には、何かを捜索しているらしい、っていうのがあった。何か。決まってる。ロストロギアだ。ミッドチルダに、リンドヴルムが狙うロストロギアが在る。

「リンドヴルムを見逃す? 馬鹿を言わないで。管理局員として、聖王教会騎士団員として、ここで捕縛する!」

リンドヴルム・第1小隊ドラゴンヘッドのリーダー、ヘッド1と名乗った40代前半ほどの男へとそう言い放つ。教会もリンドヴルムには何度も苦汁を舐めさせられている。良い機会だし、今回の事件でリンドヴルムを壊滅させてみせる。

「聖王教会の騎士でもあるのか。通りで局の騎士とは練度が違うわけだ!」

ヘッド1の持つ武装は深紅の大鎌。コレもまた神器と呼ばれる物らしい。確かにデバイスやただの質量兵器には無い妙な気配を放っている。その大鎌による薙ぎ払いを限界までしゃがみ込むことで回避。
神器には、神秘っていう特殊な力が宿っていて、同等かそれ以上の神秘を有していないと防御も迎撃も出来ないって聴いている。だから私は迎撃じゃなくて回避に専念。下手に打ち合って真っ二つにはされたくないからね。

(厄介過ぎる。でも、運が良い事に対処できる魔導師・騎士が局に居た。それが不幸中の幸い!)

その内の1人が・・・

「時空管理局本局捜査部・特殊技能捜査課、古代遺失物管理部・機動一課・臨時特殊作戦班、そして聖王教会騎士団・銀薔薇騎士隊ズィルバーン・ローゼ、アルテルミナス・マルスヴァローグ空曹長。いざ参ります!」

私だ。神秘は無い。無いけど、それに近い固有スキルを持っている。終極の支配者エクスィステンツ・ツェアレーゲン。触れた物質を自由に分解できる、反則級だって言われているスキルだ。でもそんな都合の良いスキルじゃない。
分解する“力”は私自身の肉体をも壊す。対象を分解する際、魔力で拳や脚などをコーティングする。そうしないとスキル効果が自身にも及ぶから。どういう原理なのか、私も騎士団や局の有識者でも解明できていない。ただ、魔力で体を護ってさえいれば、スキル効果は対象にだけ生じる。それだけ判っていれば何も問題ない。

(まぁそこまでキツイ制限じゃない。ほとんどはBランクの魔力で事足りるし)

たとえAMFを仕掛けられても、私のエクスィステンツ・ツェア
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