暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 〜漆黒の竜使い〜
episode6 ーToon Worldー
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達がアニメに興味を持ってくれないのデース。ワタシとしては、ヒジョーに残念でなりマセーン!」

あんなにも楽しくて、面白いのに……呟きながら意気消沈する。だがすぐに調子を取り戻し、コホンと咳払いを一つ。

「少し離しが逸れてしまいました。だけど、レンカ ガール。貴女がカートゥーンが好きで良かったデース。」

ニッコリと笑みを浮かべ、そう言うペガサス氏。だが、なぜかその優しげな風貌からは感じないはずの威圧感を感じる。

「なので〜、今から貴女をカートゥーンの世界にご招待デース!ワタシはデッキトップを三枚除外し、フィールド魔法『トゥーン・キンクダム』を発動シマース!」
「なっ??」

無機質で殺風景な廊下は瞬く間にアニメで出てくるようなお城の一角へと早変わり。
見事なビフォーアフターに目を疑うレンカ。

「ふふ、驚くのはまだ早いデース!ワタシは『トゥーン・アリゲーター』を召喚シマース。」

デフォルメ化されたワニが斧を掲げ、威嚇する。だが、レンカのレッドアイズに睨み返され、もともと青い肌を更に青くさせ、ペガサス氏の後ろへと隠れてしまう。

「オオゥ、やはり下級モンスターでは貴女のドラゴンには役不足ですね。なので、ワタシは『トゥーン・アリゲーター』を生贄に『トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール』を特殊召喚シマース!」

主人(ペガサス)のいきなりの生贄発言にギョッと目を剥くアリゲーター。だが、ごめんなサーイ、とペガサス氏が謝ると渋々と消えていく。そして、入れ替わりにポンッと白煙を上げつつ、またもやデフォルメ化された魔法少女が現れる。

「あっ……可愛い。」
「ふふ、気に入ってもらえ、なによりデース。バット、可愛いだけじゃないでーす!『トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール』は『トゥーン・ワールド』がある時、相手の場にトゥーンモンスターがいない時、ダイレクトアタックが可能デース。そして、今発動されている『トゥーン・キングダム』は『トゥーン・ワールド』としても扱いマース。」
「うわ〜、そんなの2000バーンと同じじゃないですか〜。いやらしいですねー。」

今まで静観していた楓さんがペガサス氏の説明を聞き、嫌そうな表情を浮かべる。

「そう言わないでくださーい、ミス楓。トゥーンモンスターは強力な代わりに幾つものデメリットを抱えていまーす。その一つに、トゥーンモンスターのほとんどが召喚されたターン、攻撃ができマセーン。」

オヨヨ、項垂れるペガサス氏。
もっともトゥーンモンスター特有の召喚酔いがあっても十二分に強力な事は変わらないのだが。

「では、バトルデース!覚悟してくださーい!『トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール』でレンカにダイレクトアタックデース。ブラック・バーニング!」
「リバースカードオ
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