66シトリー戦(赤き龍VS黒き龍final)
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ソーナ・シトリーはもっと必死!?誰が笑うか!この戦いを見て尚、指を指す輩がいるのだとしたら、私が……二天龍や神が許さない!だから……まずは乗り越えて!私を!赤龍帝を!!この赤い鎧に、アナタの覚悟を刻みつけてみろ!!」
なんか、通信機から『いのりのキャラじゃない』とか聞こえてきた……
向かってくる匙を私はーー魔力が込められた拳で殴りつける!はたから見たら、この込められた魔力は過剰のものだと判断されるだろう。だけど私は、その拳で匙を殴りつける
匙の体はみるみる青アザだらけになり、口から血がボタボタと垂れ流していた。
それでも、匙は立ち上がる。何度も立ち向かってくる。愚直なまでに、まっすぐにーー。
「当たり、前だろ……ッ!俺は!お前を超えていくんだッッ!」
匙の叫びとともに放たれた拳は、鎧の中ーー体を突き抜けて、心にまでズドンッと重く響いた。
けれど。
「よく頑張った………あなたの覚悟しっかりと二天龍の赤がもらった」
私の言葉を聞いた匙は笑っていた。そして、匙の体は光に包まれーーこの場から消えた。
『ソーナ・シトリー様の「兵士」一名、リタイヤ』
リタイヤのアナウンスを聞いて、ようやく私は安堵の息を吐いた。
続く
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ