九校戦編〈下〉
九校戦七日目(4)×一年女子からのカウンセリング&治療とミラージ・バット決勝戦
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・汎用型のメインシステムと特化型のサブシステムを繋ぐ最新研究成果の利用に特化型にも劣らないショットガン形態の汎用型に、本来なら補助機能などをデバイスにインストールなど不可能を可能へとしてしまった。汎用型CADにループ・キャストを組み込んだ技術力・・・・『インフェルノ』『フォノンメーザー』『ニブルヘイム』・・・・どれも起動式が公開されていない高等魔法プログラム)」
同じ魔工師を目指す者として、この大会で度胆を抜かされ続けた数々の『離れ業』が、あずさの脳裏をグルグルと駆け回る。
「(まるで?トーラス・シルバーみたい?ううん、これって・・・・トーラス・シルバー本人じゃなきゃ不可能なんじゃ・・・・)」
『・・・・意外にも俺達と同じ日本人かもしれませんよ』
不意にあずさの記憶の中から彼の声が聞こえてきた。そして試合終了後に一位二位独占をした事で、あずさの考えは織斑一真=トーラス・シルバーなんじゃないか?という疑問が生まれたが、あの時彼が言ったのは推測ではなくすぐ近くにいたのではないかと。
「(まさか?まさかまさか?まさかまさかまさか?)」
そのフレーズだけが今のあずさの脳内にあった言葉だった。二人の下級生は圧倒的なリードを奪った事で、他校の関心を第一高校に向けていた。ほのかとスバルが戻ってきたら、疲労と緊張を無くそうとしてからそれぞれの感想を聞いていた。
ほのかはいつもよりも光波が敏感となり、すぐに光球の位置が把握出来た事。スバルは光球の位置がいつもより的確に分かったからか、織斑印のデバイスを使わなかったらどうなっていたか分からないと言っていた。
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