1部分:第一章
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を愛しておられます。その薔薇を彼等が贈ってくれるこのことこそ」
「私への愛の証なのだね」
「はい。願わくばこの薔薇達が何時までも贈られるように」
「そうだね」
ネロは笑顔で師の言葉に頷く。そうしてまた言うのだった。
「この薔薇の味がする酒も」
黄金の杯を手に取る。そこにあるワインは薔薇の香りを入れた水で割られている。この時代のワインは必ず何かで割られていたがネロはそれに薔薇の水を使っているのだ。
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