雷鳴響く
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塞ぐ。俺も目を瞑ってるから見てません!!
「ホロロギウムがいるんだから見えるわけねぇだろ!!」
「あ・・・そうでした・・・」
言われてみれば・・・
「さ、早くお召し物を」
どうやらウェンディはホロロギウムさんの中で着替えているみたいだ。
「とにかく助かった。礼を言う」
「私が守れるのはこの一回限りです。皆さん、くれぐれも気を付けてください」
ホロロギウムさんはそういって姿を消す。その中からさっきとは違う衣装に身を包んだウェンディが降りてくる。
「ありがとう、ホロロギウム」
「助かりました」
ルーシィさんと俺がそう言う。そしてウェンディは俺たちの前に着地する。さっきの服もよかったけど、こっちもなんかかわいいよ。
「これがマカロフの子らか。ふむ、やはりおもしろい」
ハデスは腕を組み、俺たちを見据えながらそう言う。
「お前、じっちゃんと知り合いなのか?」
「なんだ、知らされてないのか?今のギルドの書庫にすら、私の記録は存在せんのかね?」
書庫に記録?どういうことだ?
「私はかつて、二代目妖精の尻尾のマスター、プレヒトと名乗っていた」
「「「「「!!」」」」」
「ウソつけぇ!!」
ハデスの告白に俺たちは驚き、ナツさんは否定した。
「私がマカロフを、三代目ギルドマスターに指名したのだ」
「んなことありえるか!!ふざけたこといってんじゃねぇぞ!!」
ナツさんはハデスに突進する。ハデスは指先から黒い球体を出す。すると、そこから魔方陣が現れ爆発する。
「ぐあっ!!」
「ナツ!!」
ハデスは続けざまに俺たちにも同じ魔法で攻撃してくる。
「「きゃあああああ!!」」
「「ぐああああああ!!」」
「くっ!!」
ハデスは腕から鎖を出し、ルーシィさんとエルザさんの二人を鎖で縛る。
「ああん!!」
「くぅっ!!」
すると、二人を縛っていた鎖が爆発した。
「きゃああああ!!」
「うあああああ!!」
そんな中、ナツさんがハデスに向かって走る。
「パァンッ」
「ぐあっ!!」
ハデスが指から魔力の弾丸が放たれ、ナツさんの足に直撃する。
「パンパンパン」
「がはっ!!」
「なっ!!」
「うあああああ!!」
ハデスはグレイさん、俺、ウェンディにも魔法の弾丸を放ってきた。
「フハハハハハ!!私は魔法と踊る!!」
次々に弾丸を連射するハデス。その弾丸が俺たち全員に襲いかかった。
一方、ハッピーたちは・・・第三者side
「おい!!この船の防音設備はどうなって
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