雷鳴響く
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んな・・・」
「ウソだろ!?」
「全く効いてないの!?」
「っ!!」
「おい!こっちは全力出してんだぞ!!」
俺たちはそんなハデスを見て動揺する。
「魔力の質が・・・変わった?」
ナツさんの言う通り、さっきと少し魔力の感じが違う・・・
「さて。準備運動はこのくらいで良いかな?」
ハデスがそう言うと、ハデスの魔力により大気が震え出す。
「来るぞ!!」
エルザさんの言葉で俺たちはハデスの次の一手に反応できるように構える。そのハデスの瞳には、一人の少女が捉えられていた。
「喝ッ!!」
ハデスのけたたましい怒号を放つ。すると、ウェンディが服だけを残して消滅した・・・
「ウェンディィィ!!」
ナツさんが叫び、エルザさんたちも消えたウェンディに驚いている。
「跡形もなく消滅しおったか。他愛もない、このままうぬらを一人ずつ消し去ってやるとするかな?」
ハデスの周りには、黒色のオーラが見えている。だが、勘違いにも甚だしいな。
「ウェンディ・・・?」
「何をしやがった!?」
「ウソだろ・・・」
みんな目の前から消えたウェンディに動揺している。ただ、俺は消えた瞬間が“見えた”ため、あまり焦ってはいない。ただ、あいつどこいった?
「「皆さん、落ち着いてください」」
すると、俺たちの頭から声が聞こえる。そっちか!?
「「私は無事です」と、申しております」
そこには天井に張り付いているホロロギウムさんがいた。なぜ天井に張り付いてられる!?重力どうした重力!!
「ホロロギウム!!」
「よかった・・・」
「ふぅ・・・」
ルーシィさんたちが口々に言う。
「自動危険察知モードが発動されました」
「あの・・・あたしも結構危険がいっぱいあった気がするんですけど・・・」
ルーシィさんはホロロギウムさんにそう言う。もしかして助けてもらえてなかったのかな?ホロロギウムさん、ウェンディ助けてくれてありがとうございます!!
「今回は危険のレベルが違いました。申し訳ありません。「ありがとうございます、ホロロギウムさん」と申しております」
「相変わらずややこしいな・・・」
「ですよね・・・」
ホロロギウムさんがしゃべってるのかウェンディがしゃべってるのかよくわからねぇ。というか・・・
「なんで服だけ置いてったんですか?」
俺は助ける瞬間見てたけど、なぜかウェンディだけを自分の中に入れていたような・・・
「緊急自体でしたので、ご本人のみをお守りしました」
「て・・・ことは・・・おい!その中でウェンディは」
「「キャー!!」と申しております」
「見ちゃダメですグレイさん!!」
「ぐあっ!!」
俺はグレイさんの目を
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