暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
雷鳴響く
[4/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ねばな」

リリーは震えながらも参加するようだ。

「私は、フリードの術式を手伝うために残る」
「私も、ミラ姉とエルフ兄ちゃんのそばにいるね」

レビィとリサーナはフリードたちと共に残るようだ。

「これで決まりだな」
「みんなのことは必ず守る」
「ルーちゃん、気を付けてね」
「大分魔力が回復してきた」
「残る敵はたぶん、ハデスのみ」
「最後の戦いになりそうですね」
「きっちり勝って終わらせます」
「オイラたちだって頑張るぞ!!」
「わかってるわよ」
「僕たちだってやるんだ〜!!」
「エクシード隊、出撃だ」
「いくぞ!!」
「「「「「「「オオッ!!」」」」」」」

ナツたちは悪魔の心臓(グリモアハート)の戦艦に向かって走り出す。

「ルーシィ。ちょっと待って」

ナツを追いかけるように走り出したルーシィをリサーナが引き止める。

「ずっとナツのそばにいてあげて」
「え?」
「信頼している仲間が近くにいる時、ナツはもっと強くなる」
「・・・うん!」

ルーシィはリサーナに返事をすると、前のナツたちの後を追いかけた。
















「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

シリルたちが戦艦に向かっている頃、ウルティアとの死闘を終えたグレイも、同様に戦艦へと向かっていた。

(クソッ・・・目が霞む・・・)

グレイは先の戦いのせいで脇腹から出血していた。それにより、フラフラしていた。
そのグレイは、木に手を当てて立ち止まる。

(もう・・・ダメか・・・)

グレイが崩れ落ちそうになった時、それを通りかかったエルザが支える。

「エルザ・・・」
「大丈夫か?」
「俺は、いつも誰かに助けられてばかりだな」

自嘲ぎみに言うグレイ。そんなグレイにエルザは顔をクイッとしてみせる。

「私も同じだ」

二人の視線の先には、先ほど簡易ベースを出発したナツたちがいた。

「みんな・・・」
「グレイ!!」
「エルザさん!!」
「二人とも無事だったんですね」

そんな二人を見たナツは笑顔でこう言った。

「俺も同じだ」

それを見てグレイも微笑む。こうしてナツ、ルーシィ、ウェンディ、シリル、グレイ、エルザ、ハッピー、シャルル、リリーのメンバーたちは悪魔の心臓(グリモアハート)の戦艦へと向かった。
























シリルside

「まさか七眷属にブルーノート・・・ましてやカミューニまでやられるとは。ここは素直に、マカロフの兵を誉めておこうか」

俺たちがグリモアの戦艦に着くと、ハデスは船の上段から俺たちを見下ろし
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ