暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア〜装者と欲望の王〜
第二話「スカウトと学園とグリード」

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〜映司sede〜
俺は今、鴻上ファウンデーションの会長室にいる。
あの後俺は司令に連絡を入れてとりあえずついていく事を伝えた。
響ちゃん達もついてこようとするが
一人で行く事を伝えている。

会長は、ケーキ作りに専念しているため、秘書の『里中エリカ』さんが資料と映像で説明してくれた。
800年前の出来事、さらに『グリード』と呼ばれる怪人、コアメダルとセルメダルについてなど。
「これらの事を踏まえまして貴方が協力してくれると言うならコレを渡すのと全力でサポートをさせて頂きます。」
と言いながら、小型のトランクを開けると、コアメダルが各3枚ずつとセルメダルと武器やサポートメカなどが見せられる。
俺は、承諾書にサインをする。
コアメダルが光りだし俺の中に入っていく。
「契約完了です。では、よろしくお願いします。」
と言ってエリカさんは会長の隣に立つ。
「これからは君の自由に動いてくれて構わない。君は、これからはグリードと戦い神の(オーズ)になってもらうからね。」
と言う言葉を最後に俺は駐車場に案内されオーズ専用バイク『ライトベンダー』を渡された。
エンジンキーは、セルメダルらしく入れると起動したそれを運転しながら、司令に電話をして今後の事を話した。
とりあえず家に帰ることにした。
「ただいま〜っと。」
とコッソリ家に入ると、
「映司、大丈夫だったのか?何もされなかったか?」
とクリスちゃんがすんごいスピードでやって来た。
大丈夫と言ってリビングに向かう。
テーブルには、茶色の封筒と制服が置かれていた。
開けてみると『私立リディアン音楽院高等科2年転入申込書』
と書いてあった。
「なんじゃこりゃぁぁぁ??」
と言いながらクリスを見るとニコニコしながら、
「本来は女子だけなんだけど映司だけ政府から特別推薦枠で入学が許可されたんだ。」
と話してくれるクリスちゃんでさらにはクリスちゃんと同居になる為ある程度の荷物を送らないと行けないらしい。
ある程度の荷物はクリスちゃんが
送ったので後はこの転入申込書を届けるだけだった。
記入して学院にクリスちゃんと届けて帰っていると、俺達の前に一人の緑服を着た男が立っていた通り過ぎようとすると、
「貴様が、俺達のコアメダルを持っているのか?」
と言って来た。
俺は素早くクリスちゃんの前に立つ。
「あんた、グリードなんだな。」
と言いながらオーズドライバーをセットし、コアメダルを装填した。
「そうだ、俺はウヴァ??緑のコアメダルを返してもらう。」
と言って怪人になり襲いかかってくる。
「変身??」
〈タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ タトバ タ・ト・バ!!〉
とオーズに変身して、トラクローとウヴァのカマがぶつかり合う。




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