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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
SAO
青眼の悪魔
第22話
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イライラを募らせた。
すると…、
アスナ『奇遇ねえ、私もお昼ご飯を用意して来たんだけど…キリト君食べる?』
キリト『えっ?』
アスナもお昼ご飯を広げて、キリトに差し出した。アスナのはサンドイッチ。
キリト『御行為はありがたいけど……』
アスナ『(くっ、こうなったら……。)なら、キリト君のお弁当を半分私に分けてくれる?私も半分分けるから、それでいいでしょ?』
キリト『あっ、ああっ……それなら、別に構わないが……。』
サチ『(なっ??)』
アスナは、首を縦に振らないキリトに交換条件を突き付けた。
それをキリトが承諾した為、サチは驚いた。
アスナ『じゃあどうぞ♪』
アスナはサンドイッチを半分キリトに渡した。
キリト『ありがとう、じゃあ…はい……。』
そしてキリトは、アスナにお礼を言うと、サチのお弁当を半分アスナに分けて渡した。
アスナ『ありがとう、どれどれ……。』
アスナは、お弁当の半分を受け取ると、早速一口。
アスナ『ふんふん、中々ね……とはいえ、私に比べたらまだまだだけど。』
サチ『クウ〜。』
アスナの感想を聞いたサチは悔しがったが…、
キリト『まぁ落ち着けって。それに、サチのお弁当も中々美味いぞ。』
サチ『本当に?ありがとう??』
アスナ『≪ムカッ??≫』
キリトの感想を聞いて喜んだ。
因みにアスナは、キリトの言葉に嫉妬の表情を見せた。

ーーーーーーーーーー

そんなこんながあって、3人がお昼を食べ終えた後…、
≪ゾロゾロッ≫
6人のプレイヤーからなるパーティーが、キリト達のいる安全エリア内に入って来た。全員戦国時代の武士の様な鎧で身を硬めている。
サチ『キリト、あの人達って……』
キリト『間違いない。クライン率いる<風林火山>だ。』
キリトの言う通り、そのパーティーは紛れもなく、攻略ギルド<風林火山>のパーティーだ。
そしてその先頭にいるのが、そのリーダーのクライン。キリトとサチの知り合いでもある。
すると、そのクラインがキリトとサチに気付いた。
クライン『おおっ、キリトにサチじゃねえか??』
クラインは、キリトとサチの元に歩み寄った。
キリト『よおクライン。』
サチ『お久しぶりです。』
2人は、クラインに挨拶した。
クライン『相変わらず、生き延びていたか?』
キリト『失礼だな、俺等を何だと思ってるんだよ?』
サチ『ふふっ……。』
こうした雑談は日常茶飯事なのは、読者でも解るでしょう。

アスナ『……。』
そんな時、アスナがキリト達の元に歩み寄った。
クライン『なっ??』
これにクラインは驚いた。そしてキリトとサチに聞いた。
クライン『おいキリトにサチ??何でお前等が〈閃光のアスナ〉と一緒にいるんだよ??』
キリト『いや、それはだな……』
サチ『実は今
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