暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
天狼樹
[4/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
凝縮し発射する魔法・・・大脳縦列ぐらいなら通るかもしれないが・・・一体何%の確率だ!?1?0.1?いやもっと低いか?
こいつ・・・どんだけ強運の持ち主なんだ・・・だが・・・)

カミューニは不敵な笑みを浮かべる。

「お前が生きていたおかげで、俺は再びあいつを倒す可能性を手に入れた」
「あいつ?」

カミューニはそういって首をコキコキと動かし集中力を高めていく。

「ここを離れろ」
「何!?」

ギルダーツさんの言葉にナツさんが不機嫌そうに反応する。しかしギルダーツさんはそんなことなど気にもとめず、目の前のブルーノートを睨んでいる。

「こんなに怒ってるギルダーツは初めて見るよ」
「す・・・すごい緊張感・・・」
「ここまで伝わってくるよ〜」

ハッピーたちがギルダーツさんを見てそう言う。

「ウェンディ。ここは俺とギルダーツさんに任せてくれ」
「え?」

俺はこいつに負けた・・・だが、今は違う。この指輪が・・・ウェンディが俺に力を貸してくれてるんだ。だったら俺は負けるはずがない!!

「「行け!!」」

俺とギルダーツさんはカミューニとブルーノートに突っ込む。
それを見たブルーノートはギルダーツさんを地面ごと持ち上げ、さらにはその足場を逆さにした。

「地面が!!」
「ひっくり返った!!」

ルーシィさんとナツさんはそれを見て驚いて叫ぶ。
ギルダーツさんは足場をクラッシュで粉々にし、ブルーノートとギルダーツさんは互いに拳を向け、飛んだ!
二人の拳はぶつかり合い、その衝撃でナツさんたちは吹き飛ばされた。

「来い!!」
「うおおおおお!!」

一方、俺はカミューニに突っ込み、鉄拳を入れに行く。

「そんなもんか!!」
(ニヤッ)

カミューニは俺の鉄拳を避けた後に俺の頭めがけて蹴りを放つ。だが、

「そんなものはもう当たらねぇよ!!」
「なっ!?」

俺はそれを腕で弾き、バランスを失って体勢の崩れたカミューニに鉄拳を打ち込む。

「ぐっ!!」

カミューニは後方に飛ばされるがなんとか着地をする。
ギルダーツさんの方もブルーノートよりも力が上回っていたらしく、押し勝っていた。

「すごい・・・」
「どっちもなんて魔力なの・・・」
「ありがとうシャルル」
「え!?別に庇ってないけど?」
「ていうか大丈夫?」

顔に石のめり込んだハッピーがシャルルになぜかお礼をいったが、それを言われてもシャルルは困惑するだけだった。

「押し負けた?この俺が?」
「俺がついていけない速度だと・・・?やっぱりすげぇぜ、ドラゴンフォース」

ブルーノートは呟き、カミューニは自らの求める力に惚れ惚れしていた。

「抜けないよ・・・」
「まったく
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ