暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 世界を渡りあるく者
終章 未来へと 〜機動六課 解散〜
これにて舞台は一時閉幕
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ヴィータが一歩前に出る

「よし。フォワード一同整列!」

「「「「はい!!!」」」」

フォワードメンバーが整列、なのはも一歩前に出てヴィータと並ぶ

語られたのは、彼女達の教導官としての最後の言葉。労いと、激励

それを聞いた彼女達は涙を流し、別れを惜しむ。それにつられて、なのはとヴィータも涙を一筋流す

いつもと違い、偶にはこういう湿っぽいのもありかと思い、目を閉じながら桜吹雪を感じていたら

「さて、折角の卒業。折角の桜吹雪!湿っぽいのはなしにしよう」

「ああ」

「自分の相棒連れてきてるだろうな」

なのは、シグナム、ヴィータがデバイスを展開する


.......は?え?ちょっ


俺とフェイト、フォワードたちが訳が分からず顔をキョロキョロさせる

シグナムと目があい

「なんだ、お前達は聞いてないのか?」

「全力全開、手加減なし!機動六課で最後の模擬戦!」

フォワードたちはお互いに顔を見合わせると、頷きあい返事を返す

フェイトは聞いてないだの危ないだのと反論していた。まあヴィヴィオに諭されて折れたが

俺の方は呆然としていた。なんだよそれ、偶には人がこう、おとなしくした感じで終わろうと思ったのになんだ、模擬戦って。ったく、やっぱりお前ら

「はっ。いいね、流石だよ。やっぱりこうでなくっちゃ!」

最高だよ。最高の仲間達だよ

ーーされど今は歩み出している。なぜなら、彼はもう一人ではなく、共に歩む人がいるから

「蒼炎さん!!」

俺がアルティメイタムを展開するとティアナから声が掛けられる

「負けません!!!貴方に教わった全て、ぶつけます!!」

「ああいいぜ。こいよ、家族(・・)だからって手加減はしてやらないから!!」

ーー手を握ってくれる、大切な人がいるから

バリアジャケットを展開する。こっちに俺が入る代わりにフォワードメンバーにははやてが入ってる。だが、それがなんだ!やるからには全力、勝ってみせるさ

「それでは!」

ギンガさんが声を張り上げ

「レディー.....ゴーー!」








この戦いの顛末は、語る事はない。どうなって、何を得たのかなど彼らのみが知ればいい事だ。大事なのはその後、ここでは特に、二人の道を見てみよう






ーーーーーーーーーーーーーーーーー


「遠藤蒼炎一等陸佐、現時刻を持って情報部一課課長補佐に帰還します」

「ん、よく帰ってきてくれた。まさかまたここに戻ってくるとは思ってなかったよ」

一課の課長が笑いながら報告書に印を押す。これでおれはまた情報部の一員だ

「まあ、馴染み深い部署ですし。それに、ここの雰囲気
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