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真・恋姫無双〜中華に響く熱き歌
序章
第1話 熱気バサラ、外史に渡る!
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いするわん。
どうか私の星の人々にあなたの歌を聞かせてちょうだい!」
おさげの男はそう言いながら頭を下げた。
「へっ、そんな頭下げなくていいぜ。それよりもおれの歌を聞かせて欲しいやつはどこにいるんだ?」
「ありがとうとお礼を言わせていただくわん。そうね、少し待ってもらえるかしらん。」
おさげの男はそう言いながら鏡手に持っていた。
「なんだそりゃ?鏡なんか持ってどうすんだ?」
男は疑問に思い、おさげの男にそう聞いた。
「うふふ、この鏡はね、私の星と繋がってるのよん。この鏡の力であなたを私の星に送るのよん。」
「へへ、そういうことか。燃えてきたぜ??」
男はそう言いながら、おさげの男の名前を聞いていないことに気づく。
「そういや、あんた名前なんて言うんだ?」
「そういえば名前を名乗ってなかったわねん。重ね重ね失礼したわん。私の名前は、貂?で踊り子をしているわん。ちなみに漢女とかいておとめと呼ばれているわん。」
「そうかい。じゃあ、歌ってくるぜ、貂???」
男がそう言うと、鏡が光り、光が消えるころには男の姿は消えていた。
「うふふ、本当に熱い熱い、いい男ねん。ご主人様とはまた違ったいい男だわ。彼が外史に渡ることで、どんな影響が出るかは分からないけど、悪い結果にはならなそうねん。・・・あなたの歌を中華中に響かせてん、熱気バサラ〜ん」
おさげの男が最後に言った言葉は、風に流され誰に聞かれることもなく消えていった。

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