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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
SAO
青眼の悪魔
第21話
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サチの言葉に2人は賛成し、早速主街区を出ると迷宮区に入った。

ーーーーーーーーーー

3人は、モンスターを次々に撃破しながら迷宮区奥へ進んで行った。
相手はほぼ全て、骸骨剣士の〔デモリッシュ・サーバント〕。〔リザードマンブロー〕程ではないが、それなりに強い。
骸骨剣士は剣技を持ってキリトに襲い掛かったが、サチの"シャイニング・エコー"と"危険回避の指示"の恩恵を受けたキリト達の敵ではなく、キリトは骸骨剣士の攻撃を全て躱してWバーチカル・スクエアWで動きを止めて…、
キリト『スイッチ行くぞ、アスナ??』
アスナ『了解??』
キリトの一声で、すかさずアスナと交代。
≪シュババッ??≫
骸骨剣士の反撃を許さず、細剣ソードスキルWスピカ・キャリバーWを発動。これにより、骸骨剣士はポリゴン状となって消滅した。
その後、幾度が戦闘を繰り返した後に、迷宮区最深部まで進んでいた。

ーーーー

すると3人の目の前に、巨大な扉が立ち塞がった。
アスナ『キリト君、これってまさか……?』
アスナはキリトに聞いた。
キリト『フロアボスの部屋に間違いないだろう。』
キリトはアスナにこう返した。
そう、キリトの言う通り、3人の目の前にあるのは、紛れもないフロアボスの部屋だ。
サチ『どうする、キリト?』
アスナ『覗いて…見る?』
サチとアスナはキリトに聞いた。
キリト『そうだな、だが念の為、<転移結晶>は用意しておこう。』
アスナ『解った。』
サチ『ええっ。』
キリトの言葉に賛成したサチとアスナは、早速<転移結晶>を用意した。そして…、
≪ゴゴゴゴッ……≫
巨大な扉を開けた。部屋の中は、真っ暗で何も見えなかった。

ーーーー

3人が数歩前に出たその時…、
≪ボッ??≫
部屋の隅の炎が燃え上がり、部屋を明るく照らした。部屋は、東京ドーム1つがおさまりそうな広さだった。そして、その中央にフロアボスが控えていた。全長は10mあるかないかくらいの大きさで、姿はケルベロスに近く、その手には槍にも見える大きな剣が握られていた。
モンスター名は、〔ザ・グリームアイズ〕。直訳すると、‘輝く目’。
≪グオオオオ〜〜〜??≫
グリームアイズは雄叫びを上げると、キリト達目掛けて突進してきた。
しかも、巨大な体躯に似合わない速さだ。

ーーーー

『『『うわああああ〜〜〜??』』』
悲鳴を上げたキリト達は、猛スピードで部屋から脱出。
そのまま安全エリア目指して後ろを振り向かず走り続けた。
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