第五十四話
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面倒な事になるそうだとアオに説明された。
市街地方面へと飛んでいる最中エリオとキャロが何かを見つけたのか戦線を離脱、反転していく。
それを止めるよりも早く私達の方にも敵が現れる。
行き成り此方に向かって放たれる砲撃を避ける。
「敵?っ危ない!」
なのはがティアナさんに迫ろうとしていた戦闘機人の攻撃をレイジングハートで受け止める。
敵の戦闘機人は二本のブレードを持っているのを見ると恐らくクロスレンジタイプ。
「何!?」
「やぁーーーーっ!」
レイジングハートを振りぬいて戦闘機人を吹き飛ばす。
「あ、ありがとう」
「うん!」
私もなのはに合流しようとした所で横からいつの間にか私に近づいてきていた戦闘機人。
蹴り!?
その攻撃といいデバイスといい、何処かスバルさんに似ている気がする。
『ディフェンサー』
私は気づくのが遅れたけれど、バルディッシュがいち早く気が付いて守ってくれた。
「うぅぅぅらぁぁぁぁぁっ!」
「くっ!」
余りの力にガードの上から弾き飛ばされてしまった。
「フェイトちゃん!?」
なのはが私に駆け寄ろうとしてくれたようだが、ツインブレードの敵に阻まれたようだ。
私はそのまま飛ばされて後ろの廃ビルへとぶつかりようやく止まった。
バルディッシュが頑張ってバリアジャケットの性能を上げてくれたお陰か、殆どダメージは無し。
ここに来てどうやら私達は1対1の状況に追い込まれたようだ。
いや、そうじゃないな。なのはだけは二人の戦闘機人を相手にしている。
私は目の前のスバル似の戦闘機人。
ティアナさんはボードを持っている人。
スバルさんはどうやらギンガさんが相手のようだ。
そしてなのははツインブレードの人と、最初に私達にビームを撃ってきた人の二人を相手にしている。
「バルディッシュ!」
『フォトンランサー』
「ファイヤっ!」
放たれる射撃魔法。
「そんなん当たるかよっ!」
牽制が目的だから当たらなくても良いの。
その隙に私は直ぐに空中へと飛び上がる。
「逃がすかっ!」
そう言うと敵の戦闘機人はスバルさんが使うウィングロードに似た魔法を展開して空を駆けてくる。
『フォトンランサー』
視線だけ後ろを振り返り、フォトンランサーで牽制。
勿論バリアで防御されたけれど、爆発が敵の視界を遮る。
私はその一瞬を逃さないように空中で反転。
「どこ!?」
慌てて此方の位置を探ろうとしたときには既に私は上空からの強襲の体制だ。
『ハーケンセイバー』
ガシャンと言う音を立ててバルディッシュが斧形態から変形し、鎌のよう
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