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剣の世界で拳を振るう
それゆけ冒険!摩訶不思議?
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問。ここはSAOで間違いないか?」

「ああ。そしてここはSAOとは違ったエリアで、俺達はホロウエリアと呼んでいる」

「………ちょっと動くなよ?」

キリトにそう言ってウインドウを開く。
再びキリトにメールを打ち込んだ。

『衝撃的事実。俺、平行世界みたいな所に飛んだっぽい』

「っ…?おい、目の前にいるのに何でメールを……平行世界?」

『平行世界だって?じゃあその平行世界のSAOに居るってことなのか!?』

はい確信ー。

「取り合えず自己紹介しようか。
俺はケン。こことは違う、未来から来た元SAOプレイヤーだ」

「「なっ!?(嘘!?)」」













「へぇ、綺麗な場所だな」

その後、キリトとフィリアに連れられて来た場所は管理区と呼ばれる場所で、
コンソールとでかい画面がある、何処か研究施設のような場所だった。

「なぁ、その…ケン…」

「何だよ?あぁ、さっきのことか?
別に気にしなくて良い。いきなり知らないやつからメールが来れば警戒するのもしょうがない。
それがSAOなら尚更だ」

キリトは少し苦い顔をしていたため、直ぐにわかった。
俺はフォローをしておき、これからについて考えなくてはならないため、話を始めた。

「取り合えず今の状況だ。
これから先俺が自発的にログアウト出来る保証はない。
それこそ、俺のメニュー画面からログアウトボタンが消えている」

「そうか…」

「…まぁ俺がここでゲームオーバーになったところで俺が死ぬことはないから安心しろ。
実際ゲームオーバーになったこともあるけど、生きてるし」

「そうなのか!?ど、どうだったんだ?」

「ん?そうだな……痛かった。
ソレはもう耐えるのに必死なくらい」

「うぇ……死なないようにしよう」

「さて、取り合えずログアウトするには規則に沿ってクリア以外の道はないだろうな。
となれば一度街に行くのは大前提。
だがこの場所も気になるし、そこは検討したあとと言うことになるだろうな」

聞いた話では、今は76階層で停滞中。
そしてその階層以下への転移不可能。
その場合において下層からやって来るプレイヤーの保護に手一杯と言うことらしい。

「……じゃあ一旦お別れだね」

「へ?……あぁ、そうか」

お別れと言ったフィリアを見て瞬時に気づく。
オレンジのカーソルは圏内に入ることは許されないのだ。

「そんな顔をするな。
色々と見て回ったらまた戻ってくるつもりだから」

「…そう。なら待ってる」

おう。と返事を返し、キリトに目線を送る。

「じゃあ行くけど、街の名前は[アークソフィア]だから。
また来るよフィリア。
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