第五十二話
[7/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ゴリラでもいいか。
ゲンスルー達をバインドで拘束してから交信のスペルカードを取り出してゴレイヌさんにつなげると、磁力ですぐに飛んできた。
「うおっ!お前たち本当にゲンスルー組とやりあったのかよ」
気絶して転がっているゲンスルー達を確認して声を上げたゴレイヌ。
「まあね」
「ゲンスルー達はボロボロなのにお前らは無傷なのな」
外傷らしい外傷を負っていない俺たちを見て驚愕したようだ。
「あはは…」
「まあいい。それよりこいつらだ」
そう言ってゴレイヌはゲンスルーに向き直る。
「どうするんですか?」
「まあ、さっさとリーブで強制的にゲーム外へと出してしまった方がいいだろ。外で待ってるツェズゲラに連絡を取れば一応一つ星のハンターだ、その後の事は任せてもいいはずだ」
まあ、しばらくは動く事も適わないほど痛めつけてあるから大丈夫って言えば大丈夫だろうけど…
念能力の封印までは俺には出来ないから逃げられても知らないよ。
一度ゴレイヌはゴン達の所まで飛ぶと消えては困る必要アイテムを預け、もう一度戻ってきた。
その後リーブで瀕死の3人をゲーム外に飛ばし、時間をおかずに自分もゲーム外へとリーブのカードで飛んだ。
ボワンっ
ゲンスルー組はゲームから出ると取得していた『闇の翡翠』がカード化する。
「お兄ちゃん」
「もしかしてこれで」
なのはとフェイトが俺の手に収まった闇の翡翠のカードを見て声を上げる。
「99枚目だね!」
「ソラ」
ソラに『闇の翡翠』を手渡すと、こくりと頷いてソラは自分のバインダーにカードを納める。
すると、ゲーム参加者全員に一斉にアナウンスが流れる。
【プレイヤーの方々にお知らせです】
流れたアナウンスの内容は、10分後に全プレイヤーを対象にクイズを出し、正解率がトップの人にナンバー000『支配者の祝福』が贈呈されるとの事。
99枚、苦労して集めても必ずしも『支配者の祝福』は貰えない。
…とは言え、クイズの内容は指定カードに関する問題なので、自力獲得していないと答えるのは難しいのだけれど。
100問目が終わり、正解数トップ者が発表される。
【最高得点は、100点満点中95点。プレイヤー名アイオリアさんです】
よし!
上空から一匹のフクロウが現れ、カードを一枚投げ渡して去っていった。
カード名『支配者からの招待』
ゲインで実体化させると実体化した手紙の中から地図とバッジが一組出てくる。
このバッジを身につけているもののみリーメイロにある城へと入場することが出来る。
「じゃ、行こうか」
「うん。アカンパニー・オン、リ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ