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いじめっ子になり
第二章
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、そのクラスメイトに答えた。
「僕は強くなったんだ、そしてこいつは弱いんだ」
「弱いし祐作君をいじめていたから」
「やり返してるんだよ、それの何処が悪いの?」
「あの、だからね」
 クラスメイトは祐作の過度の暴力を見て怯えていてだ、震えつつ彼に言った。
「そこまですることは」
「ないっていうのかな」
「そうじゃないかな」
「ううん、そうなのかな」
「これからもずっとやり返すよ」
 その泣いているリーダー格の少年を今度は右足で踏み躙りつつだ、祐作はそのクラスメイトに対して答えた。
「こいつ等全員にね」
「これからもなんだ」
「そう、ずっとね」
 祐作は平然と答えてだった、実際に。
 自分をいじめていたグループを執拗にしかも強い暴力で攻撃した。殴る蹴るだけでは済まなくなってそのうちに。
 ものを壊し机に落書きをしてだ、椅子に接着剤を塗りそこに無理に座らせたりランドセルにゴミを入れたりしてだ、いじめは徐々に激しくなった。
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