暁 〜小説投稿サイト〜
夢のような物語に全俺が泣いた
ソーマファミリア
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サチコちゃんはゼウス様の言っていたこと忘れちゃったのか?」

俺は横を歩くサチコちゃんにそう訪ねた。

「別に受けても問題ないよ。
確かにケイ一人じゃ駄目だし、私も力を封印されてる。
でもそれは御父さんが居れば解かれるし、御父さん達も絶対に参加してくれる。
だから心配ないよ」

力を封印?
それ以前にユウジさん達が参加する?

「この玉。これを割れば御父さんが来てくれるの」

そう言ってサチコちゃんは胸元から紅い宝玉を取り出す。
玉の中心が弾けるようにキラキラと光っており、何かの魔道具だと言うことは一目でわかる。
そしてサチコちゃんの言う通りなら召喚系統の魔道具なのだろう。

「それなら…安心なのかな」

「ん。泥船に乗ったつもりでいると良いよ」

「やっぱり心配になってきた…」

「えぇー何でー?」

取り合えずどうするかをゼウスに相談しよう。
そして戦争遊戯の準備を始めなくては…!

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