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夢のような物語に全俺が泣いた
ソーマファミリア
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すね。
どうやら貴方は契約を違反したようだ…」

「ぐぅぉ……ぎざま…」

「おやおや、どうされましたか?
貴方は契約を破っていない処かしてもいないはずでしょう?
ならば何故ギアスロールは反応しているんでしょうかねぇ?」

「が……はっ……はぐぅ……」

もはや苦しくて喋られないようだ。
なので俺は立ち上がり、声を張り上げて言う。

「ソーマファミリア全員に告げる!
俺達ラドクリフファミリアは、お前たちソーマファミリアに戦争遊戯を申し込む!」

俺の言葉が聞こえてきたのか、各場所からぞろぞろとソーマファミリアの面子が現れた。
その数は少なく、精々10人程しかいない。

「何だテメェは?ここが何処だかわかってんのか?」
「俺達ソーマファミリアに喧嘩を売るとは良い度胸だな」
「ラドクリフファミリア?聞いたことねぇな」
「どうせ新設のファミリアだろ?」
「ザニスが這いずり回ってるが、何だありゃ?」

各自に者を言う男たちは、全員が全員柄が悪い。
その中には昨日撃退した3人が見える。

「この男は俺との契約を破り、その代償としてこの様な様となっている。
もう一度言う。俺達ラドクリフファミリアは貴様らに戦争遊戯を申し込む!」

「良いじゃないか…」

ふと、低く響き渡る声に反応する。
声の主は二階に位置するバルコニーから俺を見下ろしていた。

「お前が10000000ヴァリス置いていった冒険者か。
あれは有効に活用させてもらっている」

「ならリリルカを解放しろよ」

「契約したのはそこにいるザニスであって私ではない。
まぁ、そこまで言うならリリルカ・アーデは解放してやる。
だが戦争遊戯の取り下げは認めない」

「……いいだろう。
戦争遊戯の日取りは二日後、場所はそちらで決めて構わない。
勝負内容は一騎討ち。俺が勝ったらファミリアを解体してもらう!」

「駄目だな。
日取りはそのままに、場所も用意しよう。
だが勝負内容は一騎討ちではなく、攻城戦とする。
我々が勝った場合、貴様らの全てを献上してもらう。
金も、ホームも、人員も、何もかも全てだ」

何だと…?
こんなの明らかにリスクが高すぎる。
一対一なら勝てると考えていたのに…!

「因みに、断るのならリリルカ・アーデは解放した瞬間にまた恩恵を刻む。
さて、どうするかね?」

「てめぇ…「受ける」…てちょ!サチコちゃん!?」

突然サチコちゃんが話を割って入り、それでいて了承をしてしまった。

「はははははは!
ならば二日後を楽しみにしていよう!」

神ソーマはそう言い残して姿をくらました。
俺達はそれ以上踏み込めないと悟り、ファミリアを出ることに。

「どうして受けたんだ…
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