暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
漆黒の勇者と雷帝の出会い
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「なぁ、雷斗。時間移動、してみねぇ?」
途端、料理をしていた雷斗の手が止まった。
最近、DE・BA・NN自体少なくなった彼らは、丁度黒鉄家にお邪魔してきた。
料理関係は全て雷斗か凜が受け持っており、当番制になっていた。
更についでで言うと、最近、異世界からの客が良く入ってくる。極め付きはやはりユキ王勢とダーク関係、特にアルマ等の神連中だ。
と、それは置いとくとして、雷斗は手を止め、火を消すと目の前の人物ーーーーゼロこと来人に言う。
「……また御決まりのチートかよ。お前高スペック過ぎるだろ」
「高スペックと言うならお前も、いやお前らの世界の人間もだろうが」
来人は言うと、雷斗は溜め息を着く。
「一部の人間だけだ。レイトに関したらありゃデータだぞ?」
「俺もストレアもそうですが?」
「お前らは特殊過ぎんだろうが!!」
皿に盛り付けた物を雷斗は来人に投げると、箸を持った来人がコンマ一秒で平らげた。
「ごほがこうすへっくだっへ?」
「食うか喋るかどちらかにしろ!!………ったく、こんな日に限ってツッコミ役居ねぇし……!」
「はいきんはみんはひっはりだほだはらな〜」
因みに通訳すると、最近みんな引っ張りだこだからな〜である。
「……で、何だって?時間移動?」
すると、飲み込んだ来人が、冷蔵庫から雷でカルピスを取ると、そのまま戻して飲む。便利だと思うが溶けないのだろうか。
「ぷはぁ!そうそう、時間移動。お前さ、過去の俺と殺りたいって前々から言ってたじゃん?」
「そういやそうだな。主にダークに急かしてた訳だが」
雷斗は頷くと、来人は続ける。
「んでな?どうしたもんかな〜、ってダークに相談持ち掛けられててな〜」
「来人頼みかよ!と言うか得意の神能力はどうした!?」
「面倒だから使いたいないそうで」
「良く神になれたなアイツ!?」
雷斗は叫ぶと、カルピスのパッケージを燃やした来人は、続ける。
「てなわけで、ディケイドの世界移動能力と〜、俺の雷帝の能力と〜、その他諸々の世界の移動に関する能力を組み合わせて今朝漸く完成したのさ。名付けて〜……」
ゴソゴソと白衣(勿論現役プログラマー兼ハッカー兼研究者なので自前。茅場さんと同じやつ)のポケットを探る。
「えーっと、これでもないあれでもない………あ、違うコレじゃない」
次々とポケットから出てくる発明品の数々に驚かされる雷斗。そもそもポケットの中はどうなっているのか。俗に言う青狸の四次元なんちゃらと言うものなのだろうか。
と、漸く見付けたらしく、引き抜こうとする。
「チャララッラッラッラー、何処でも何でも行きますよ、ワールドサモンスイッチ〜(ダミ声」
「サモンって呼んでるじゃん!!と言うかスイッチっていってリモコンじゃん!!明らか手抜きだろ!!」
一通りツッコミを終えた雷
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