失われた魔法
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マカロフに対し、ハデスは先程と同じような鎖を出して
「ぐほぉ!!」
マカロフを捉える。ハデスは鎖を横へと振り回し、マカロフは木々にぶつけられる。
「私は魔法と踊る。自由自在に」
「くっ・・・」
鎖から解放されたマカロフが顔を上げる。その周りをハデスの書いた魔方陣が囲んでいた。
「なんじゃこれは!?」
「フッ」
驚くマカロフを見て、ハデスは笑みを浮かべる。
「最大防御魔法陣!!三柱神!!」
マカロフは自分を囲むように三本の柱を作り、ハデスの攻撃を防ごうとする。
「天照百式」
しかし、ハデスの魔法は凄まじく、天狼島の1/5ほどを大爆発が襲った 。
シリルside
「「「「「うわあああ!!」」」」」
俺たちは大量の悪魔の心臓の敵と戦っていた。
「今の聞こえたか?ハッピー」
「あい!爆発みたいな音だったよ!!」
ナツさんとハッピーの言う通り、さっきどこかから何かが爆発する音が聞こえた。それも、かなり大きな爆発だった気がする。
「人んちの庭で好き放題やりやがって」
「こいつら許せないですね」
ナツさんと俺は周りの敵を見ながらそう言う。
「しょうがない!!この連中をとっとと倒しましょう!!」
「おう!!かかってこいや!!グーチョクパーの野郎共!!」
「悪魔の心臓だ」
ナツさん・・・敵の名前くらいは覚えておきましょうよ・・・それにしても、こいつらはゼレフを捕まえて一体何をしようとしてるんだ?意味がわからない・・・
第三者side
「おお!!すげぇなハデスの奴!!」
「お前は本当に自由だな、カミューニ」
悪魔の心臓の戦艦では、二人の男がハデスとマカロフの戦いを見ていた。
「おめぇだって自由じゃねぇかよ!!ブルーノート」
「俺はある程度は指示に従っている。戦艦からはまだ出るなと言われたからな」
「ふ〜ん」
カミューニはブルーノートの言葉など関係なしにハデスの戦いを見始める。
「そんなにハデスを殺したいのか?」
「あぁ。あたりめぇだ。俺は・・・そのために生きている」
そう言ったカミューニの目には、迷いなど微塵も感じられなかった。
そのマカロフとハデスの戦いは、お互いに譲らぬ展開になっていた。
「さすがは、私が見込んだ男。48
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