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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
再会
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誰もそんなことは言ってないぞ」


いつものようにバカにした笑いを浮かべ


ジジイが静かにソファに座った


リオ「バカにするのもいい加減にして。


それとも何?大嫌いな地上に出るのが嫌で私を使って何かをしたかったとか?」


アーマルド「それも外れだ」


リオ「だったら何」


手に持っていた書類を机に叩きつけ、


ジジイを真っ直ぐ睨む


アーマルド「言っただろう?


―――――"復讐の手伝い"と」


リオ「……」


アーマルド「復讐の手伝いだけ、だと言ったがあの少年…麦わらの小僧は面白いヤツだな


親が親ならば子も子、という奴か?」


リオ「……そうね、所詮……私の生みの親は犯罪者よ」


アーマルド「お前の母親はして当然のことをしたまでだ。


お前が国を創ると言ったら、今の民たちがお前に付いて行くと言った…違うか?


何を恥じるというのだ?恥じぬことはない」


リオ「……」


アーマルド「もっと周りをよく見ろ


お前の周りは敵ばかりではない、


誰を信じ、誰を"頼る"のかはその目できちんと見分けるのだ」


リオ「…あんたに言われなくても、分かってるつもりよ」


アーマルド「ならいい


……そうだ、しばらくの間は国にいろ」


リオ「何を考えてるわけ?」


アーマルド「なあにまた数ヶ月後にはここから出られる。


ロメナたちが困った時にお前が必要になるからな」


そう言ったジジイがソファから立ち上がると部屋を出て、


いつもの部屋へ向かったんだと分かった


リオ「はぁ……まったく、国に滞在するなら一言ぐらいは言ってけっての」


ボソッと呟くと、


再び書類たちに目を戻した
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