第五十話
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い意味で人の言う事を聞かない人だったけれど、ゴンは悪い所だけ似たか?
ゴンは外野、ボールは相手ボールで試合再開。
しばらく時間稼ぎに内野、外野でパスを回していた敵チームだが、突然ゴレイヌが本気で自分の念獣に向かって投擲したかと思うとレイザーの体が一瞬で黒いゴリラの念獣と入れ替わっていた。
な!?他者との入れ替えだと!?
念能力の距離や条件は分らないが、この能力はやばくね?
油断していたとは言え、レイザーさんすら察知できずに入れ替えられた。
初見で使われると避けるのが容易では無いだろうし、念獣の背後で攻撃準備して、インパクトの瞬間に入れ替えられたらよほどの事が無ければヤられること必死!
ボールはレイザーさんの顔面を殴打して大きく跳ね返り敵チームの外野へ。
しかし、曲芸師もどきのアクロバティックなレイザーさんの念獣が空中キャッチ。
そのまま空中で投げ返してきたのでレイザーさんはアウトにならず、流石にムカついたのか外野にいるゴレイヌに向かって投擲。
まさか自分にむかって飛んでくるとは思わなかったゴレイヌはモロに顔面に直撃を食らってノックアウト。
気を失ったためか、内野にいたゴレイヌの念獣は消失した。
どうやらオートではなくリモートだったらしい。
さらに次の投擲で相手コートの一人をアウトにして残りはキルア、ヒソカの二人になる。
その時、終にゴンがバックを宣言。
相手ボールで試合再開。
何かを話し合った後、キルアが両手で上下に挟むようにボールを固定。その後ろにゴンが構えた。
全身から迸るオーラを全て右手に集めるのが見て取れる。
『硬』だ。
そしてゴンはそのままその拳をボールにたたきつけた。
レイザーさんの投擲もかくやといった威力で打ち出された球は、レイザーさんの念獣は瞬間的に合体してその力強さを増したが受け止める事は出来ず、外野へとはじき出されてしまった。
そして二発目。
先ほどよりもさらに多くのオーラを込めて打ち出された球は一直線にレイザーさんへと迫る。
しかし、流石はレイザーさん。
レシーブの要領で勢いを殺して球の威力を殺して上方へと打ち上げた。
しかし、打ち上げたのがまずかった。
ヒソカが念能力で吸着、伸縮させて手元へと渡ってしまっためレイザーさんはアウト。
「やるね…」
そう言いながらレイザーさんはバックを使わずに外野へと行ってしまった為内野は俺一人。
バックは使用していないが、どうしようかね…
ゴンの攻撃ははっきり言えば大砲のそれだ。
威力、速度共に申し分ない威力だけれど、動き回る敵に対して果たして当てられるだろうか?
さらに言えば、神速を行使できる俺は打ち出されてから
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