The first season 〜人と獣〜
第一章 【獣の勇者】
第三狩 《仲間になりたそうにこちらを見つめている.......?》
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「.............行ったか?」
「あぁ、もう大丈夫だろ。」
恐暴竜たち(人間?)が立ち去って数秒後、大鳳は半人半火竜の状態で、周りを警戒しながら、
足で花煽を掴みながらその羽ばたく音を極端に小さく抑えながら、恐暴竜が作った地割れの中から出てきた。
大鳳は花煽を地に下ろし、自分も人間の姿に戻る。
大鳳が口を開く。
「....っは〜〜〜!!!!!!危なかったなぁ.....生きててよかった〜♪」
それに続いて花煽も口を開く。
「あぁ...上手くやり過ごせて良かったな、もし見つかってたら今ごろどうなってたか.......」
花煽は冷や汗を拭いながら言う。
そこに少し困ったような様子を見せながら大鳳はいった。
「ホントだぜ.........まったく、とんでもないことに巻き込まれっちまったぜ.........おかげで目的地の方角がわかんなくなっちまったぜ。ただでさえ遅れてるっつーのに。」
「ん?どこかに向かっている途中だったのか。」
「あぁ、ちょっくら"ハイダン"って町にな。」
「ん?ハイダンなら俺の今の拠点じゃねぇか。」
「なっ!?ホントか!?なら良かった連れてってくれよ」
大鳳は仲間になりたそうにこちらをキラキラした目で見つめている。仲間にしますか?
はい/いいえ
「いや何で某RPG風なんだよ!?作者知らねぇだろ!!!!」
花煽は作者に歯向かうという本当なら許されないことをした。しかし、作者はシカトして続ける。
「おい、何かメタいネタ多くねぇか?」
花煽は落ち着くため、一つ深呼吸した。
そして面と向かって大鳳に言う。
「あぁ、もちろんだ。むしろ、こちらから同行してもらいたいくらいだ。」
「良かった〜♪......あ、そういや花煽はもう帰っていいのか?お前見たとこハンターだろ?クエストやんないでいいのか?」
「あぁ、それに関しては大丈夫だ。お前に出会う前にソッコー終わらしてたから。白兎獣。」
「あ、そう。じゃあ、早速ハイダンに向かいたいんだが。」
「あぁ、行こうか。」
そして、二人はハイダンに向かって歩きだした。
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〜ハイダン〜
村の出入り口をくぐるとそこは市場になっており、いまはもう夜だが、きらびやかな灯りがそこかしこに灯っており、昼間と同じように賑わっている。
花煽はとりあえず別れる前に助けてもらったお礼をしようと思い、酒場で大鳳にメシを奢ることにした。
二人はその市場を抜けて、村の中央広場の辺りまで歩き、適当な酒場に入った。
席
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