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大統領の日常
本編
第三十話 みんな大好きSSのお時間です
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るな。
「お前らこそ銃を捨てろ!でないとこいつらを殺す!!」
お〜来たよ来た。犯人のありきたりなせりふ。もう少し工夫を施してほしいな。聞き飽きてるんだが。
「・・全員銃を捨てろ」

ガチャガチャガチャ

プランとして考えられているため、皆素直に銃を捨てた。
後ろの窓にスナイパーの反射光が見える。準備万端って感じだな。
タイミングを見計らって手を思いっきりあげる。

BACOMM!!BACOMM!!BACOMM!!

・・・床には数人の肉の塊と化した人間だったものが横たわっている。
俺は奴らが狙撃に驚いている間に床に置いたガンブレード(二丁もち)を拾うと目の前の男たちめがけて突撃した。
いきなりの事で対応できない男たちをガンブレードで切り裂く。
二人一気に倒すとようやく銃を構えたやつにブレードを刺したまま撃つ。弾丸は内臓をえぐりながら飛び出し、男に向かって一直線に向かっていった。三人目。
ブレードを抜くといつの間にか囲まれている。馬鹿が、俺は囮だ。
床に伏せるとその瞬間銃声が響く。SSの隊員達の一斉発射。俺を囲んでいた男たちが倒れる。
しかし、運よく当たらなかった。リーダと思わしき男がプリンツを捕まえて頭に銃を当てた。

「チッ!」
男がいるのはコンクリートの壁。窓付近にいるのは危険と判断したか。
「へっ、やってくれるじゃねーか。大統領”閣下”。返事もなしか?一国の大統領ともあろうお方は庶民と会話するのは嫌か」
「人間以下のゴミと話す口をあいにく俺はもっていないんでね。人質を放してもらおうか」
「っ!・・・人質を放す?んなことするわけねーだろ。今から俺がいうものを用意しろ」
まぁ予想通りの展開だな。さて、面倒だしもう終わるか。

チャキ

俺は愛銃のデザートイーグルを持つと男の頭に向けた。
「なっ!いいのか?人質に当たるかもしれねーぞ!?」
そのぐらい想定済みだ。今装弾してる弾は麻酔弾だ。別に人質にあたろうが問題はない。まぁ当てないほうがいいけどね。
「・・・疲れただろう?ゆっくり眠れ」

BLAM!!

俺が撃った弾はそのまま男の頭めがけて飛んでいき、見事ヘッドショット。(実弾にしとけば死んだのにな)男はその場に倒れた。プリンツも緊張の糸が途切れたのか一緒に倒れこんだ。
俺はガンブレードとデザートイーグルをしまうと、プリンツをお姫様抱っこすると足元に気を付けながら車まで戻った。途中後ろから”うらやましいねぇ(ニヤニヤ””大統領にあんな一面があるとはなぁ(ニヤニヤ”とか言ったやつ、あとで死刑な。慈悲?んなもんねーよ。あ、別に永久労働でもいいのよ?


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