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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
SAO
青眼の悪魔
第20話
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因みにアスナは以前、キリトからサチが元ベータテスターだという話を聞いた事があるので、サチが元ベータである事には別に驚かない。
アスナ『そうは言っても、最近モンスターのアルゴリズムが乱れ始めているわ。いくらパーティーを組んでいるからって、安心は出来ないわ。キリト君,サチ、やっぱり<血盟騎士団>に入らない?私専属の護衛ならば、クラディールの様なプレイヤーも文句は言わないだろうし。』
キリト『悪いが、そう言う訳にはいかない。』
サチ『私達は、2人でSAOをクリアするって約束したの。だから、ギルドには入らない。』
キリト『そう心に決めたんだ。』
アスナ『そう…残念ね。』
アスナ、最後にギルドに勧誘しようとしたが、キリトとサチに断られてションボリとした。
アスナ『なら交換条件として、私としばらくパーティーを組みなさい。』
『『??』』
なんとアスナ、交換条件としてパーティーを組む事を要求して来た。これを聞いたキリトとサチは驚いた。
アスナ『サチの実力は知っているからいいとして、肝心のキリト君はそんなに知らないし。後、今週のラッキーカラーは確か青と黒の筈だし。』
傍若無人にも程のある言い分だ。
サチ『そんな理由で??』
キリト『ちょっと待て??あんた、ギルドはいいのかよ??』
アスナ『残念ながら、現在ウチはそんなノルマはいないし。』
サチ『それじゃあ、愛想の悪いあのいけすかない護衛は??』
キリト『さっ、サチ。それは流石に言い過ぎ。』
アスナ『あんな奴、置いて来るし。』
キリトとサチはあれこれ質問したが、全て言い切り捨てられてしまった。
因みにサチが言っている人物は、無論あのクラディールの事。
とはいえ、キリトの言う通り言い過ぎである。
サチ『どうするキリト?』
キリト『うーん。』
サチの問いにキリトは少し考えた後、こう呟いた。
キリト『最前線は危ないぞ。いいのか?』
その直後…、
≪ビュンッ??≫
アスナは手に持っていたナイフをキリトの喉元へ突き付けた。しかもアスナ、とても怖い表情を浮かべている。
キリト『解った。明日の朝、最前線74層の転移門で落ち合おう。それでいいだろ?なっ?』
キリトは汗を垂らしながら言った。
アスナ『(勝った)宜しい。』
サチ『うう〜……。』
アスナは笑みを浮かべた。
一方のサチは悔しそうな顔をしている。
ーーーーーーーーーーー
その後、キリトとサチはアスナにお礼をすると、家路についた。
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