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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
進撃のマカロフ
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が敵と認識した者を全て討つ超魔法」
「一つ・・・」
妖精の法律(フェアリーロウ)か」
「二つ・・・」

数を数えるマカロフとそれを冷静に分析しているハデス。




























シリルside

「ウェンディ!!起きろ!!」
「シャルル!!リリー!!大丈夫〜!!」

俺たちは気絶しているウェンディとシャルルとリリーを揺するけど・・・完全に意識を失ってるな。

「シリル!!ウェンディ!!」
「ナツさん!!」

するとナツさんとハッピーもこちらに向かって走ってくる。

「あれ!?リリー!!シャルル!!なんで二人がここにいるんだよう!!」
「僕たちにもわからないよ〜!!」

ハッピーはリリーとシャルルを見て、あたふたとしている。多分シャルルはウェンディが心配で飛んできちゃったんだろうな。リリーは付き合わされただけだろうけど。

「ウェンディ!!くそっ!!誰にやられたんだ!!」
「あのですね・・・」

俺が説明しようとしたら、ナツさんの視線はある男の前で止まる。

「お前か!?オイ!!この野郎!!」
「うぐ・・・」

ナツさんはメストさんの胸ぐらを掴んで起こす。

「ナツさん、その人じゃないです」
「その人は評議院の人です」
「い・・・いいコートだね〜」
「切り返し早ッ!!」

気がついたウェンディからメストさんの正体を聞いたナツさんは、メストさんのコートの襟を正して土を払う。
俺はあまりの切り返しの早さに突っ込んでしまった。

「て!評議院が敵なのかーー!!!」
「あいやーー!!!」

ナツさんとハッピーは抱き合って驚いている。

「違うわよ・・・敵は悪魔の心臓(グリモアハート)。闇ギルドよ!!」

シャルルも気がついたみたいでナツさんたちに説明してくれる。

悪魔の心臓(グリモアハート)!?」
「闇の三大組織、バラム同盟の一角じゃないか!!」

ナツさんとハッピーは知らなかったらしく、互いに顔を見合わせていた。

「ウェンディ。立てる?」

俺はウェンディに手を差し出す。

「ありがとう、シリ・・・ル!?」

俺の手を取ろうとした時、ウェンディが驚きの表情を浮かべる。どうした?

「あんた!!なんでそんなに血だらけなのよ!!」
「え?」

シャルルに言われて気づいたが、俺の体が全身血まみれだった。もしかして、さっきの戦いで返り血を浴びちゃったのか?
しょうがないので俺は自分についた血を洗い流す。

「もしかして、これって返り血?」
「そうだよ〜」

シャルルはセシリーにそう聞くと、少し安心した顔をする。なんか心配かけて
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