進撃のマカロフ
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マを水の攻撃が襲う。アズマはそれを間一髪で避ける。
「ほう・・・そっちが水竜だったか・・・」
アズマは攻撃が飛んできた方に視線を移す。そこには、真っ赤に染まっているシリルとセシリーがいた。
「ウェンディから離れろ!!」
「やれやれ・・・また子供かね。(こっちがカミューニの言っていた水竜か・・・なら)」
シリルはアズマを睨む。だが、アズマは全く戦う気がないように見える。
「お前の相手は俺じゃないね。水竜」
「何!?」
「フム」
アズマはそう言うと、地面を爆発させる。
「くっ!!」
「うわあああ!!」
その爆風により、シリルは目を瞑り、セシリーは飛ばされてしまう。
爆風が晴れ、シリルがアズマのいたところを見ると、そこにはアズマの姿はなくなっていた。
「消えた・・・」
「な・・・なんだったのあいつ〜」
シリルとセシリーは、辺りをキョロキョロと見回したが、どこにもアズマは見当たらなかった。
悪魔の心臓の戦艦にて・・・
まもなく、悪魔の心臓の戦艦は、天狼島へと到着しようとしていた。
「ウルティアさん、いつになく気合い入ってんな」
ザンクロウは戦闘服に着替えているウルティアを見てそう言う。
「当然だ。私もこれを戦争と心得る」
カプリコもそれに同意した。
「行こう。戦いという名の楽園へ」
「あ・・・あ・・・じ・・・自分も・・・あれっす・・・ウーウェ・・・」
華院=ヒカルはモジモジとしていて何を言っているのかわからない。
「ったく・・・アイズとルイズの野郎・・・簡単に負けやがって・・・」
カミューニはそう言ったあと遠くを見ていた左目を塞ぐ。その目の色が、先程までの水色から通常の黒い目への変わる。
「お兄ちゃん?」
「いや・・・なんでもねぇよ。メルディ」
無表情でカミューニに声をかけたメルディに、カミューニはそう答える。メルディは首を傾げ、前を見る。
「ウル!!あれ!!」
「私をウルと呼ぶな」
メルディが前方に何かを見つけ、ウルティアにそれを教えようとしたら、ウルティアはメルディを睨みながらそう言う。
「ご・・・ごめんなさい・・・」
「悪ぃ悪ぃ、ウルティア」
萎縮しながら謝るメルディと適当に謝るカミューニ。
ザンクロウは落ち込んでいるメルディに近づく。
「 そんなナーバスになるなってば。で?どうしたメルディ」
「見えてきた」
「え?」
煉獄の七眷属たちとマスターハデス、そして、カミューニは視線を前へと向ける。
「妖精の島」
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