進撃のマカロフ
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に、爆発魔法を放つ。
(この爆発魔法を・・・交わせる!!)
リリーは次々と自分に向かってくる攻撃を交わしていく。
「うやぁ!!」
爆発を交わしたリリーは、アズマに飛び蹴りを撃つが、アズマはそれを難なく交わす。
「メストさん!!私に作戦があります!力を貸してください!!」
そんな中ウェンディは、メストに向かってそう言った。
「何を言ってる!?俺は評議院の人間だぞ!」
「今はそんなの関係ありません!!私は妖精の尻尾を守りたい!!力を貸してください!!」
「俺は出世のために、お前たちのギルドを潰しに来たんだぞ!!」
「かまいません!!絶対、潰されたりしないから!!」
「!!」
そう言ったウェンディの力強い瞳に、メストは息を飲んだ。
「くぅ!!」
リリーはアズマの爆発魔法を避ける。
「リリー!!空へ!!」
「ウム!!」
シャルルの指示に従い、リリーは空へと飛び上がる。
「どこへ逃げても、俺の爆発は届くがね」
アズマは上空のリリーを見上げる。しかし、
(瞬間移動!!)
リリーに注意を集中させているアズマの背後に、メストとウェンディが現れる。
(無距離からの・・・)
ウェンディは口に目一杯魔力を溜める。
(今はこいつを排除するほうが得策だ)
(もらった!!)
リリーは勝利を確信し、笑みを浮かべる。
(天竜の咆哮!!)
ウェンディがアズマに向かってブレスを放つ・・・その瞬間、
「つまらんね」
アズマは両手を広げる。
「タワーバースト!!」
アズマのいる位置を中心に、威力のある炎の柱が上がり、それは近くにいたウェンディやメストのみならず、空にいたリリーまでも飲み込んでしまう。
「ぐわあああああ!!」
「きゃあああああ!!」
タワーバーストを喰らった四人は、地面へと力なく倒れる。
「う・・・うぐ・・・(時間・・・切れか)」
リリーは戦闘モードが解除され、小さい姿へと戻ってしまう。
ウェンディとシャルルは、意識を失っているのか、ピクリとも動かない。
(これが、噂に聞く煉獄の七眷属・・・こんなのがあと6人も・・・妖精の尻尾に勝ち目はない・・・)
メストはアズマを見上げ、恐怖し気を失ってしまった。
「確か、カミューニの話だと、補助魔法を使える少女のような奴が、水竜という話だったな」
アズマはなぜか、倒れているウェンディに歩み寄る。
「カミューニへの土産に、こいつを連れていくか」
アズマがウェンディを連れ去ろうと手を伸ばす。
「水竜の咆哮!!」
「!?」
突然アズ
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