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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
国王軍と反乱軍、勝つのは?
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にしてるのか?
王女に本名まで教えやがって…。
力も本当の事も明かすな、と言っただろうが』
リオ『ビビが知った所で未来は変わらない、でしょ?』
『しつこく付きまとわれても知らんぞ』
リオ『ビビたちと一緒に居られるのも後数時間だけだから構わない』
『それでこそ我ら水の国の皇帝様だ』
リオ『馬鹿にしてるよね』
『そんな事あるわけなかろう
悪運にはかなり強い皇帝様のことを感心しているだけだ
お前にはまさに"命知らず"という言葉が似合うな』
リオ『そりゃあどうも。
なんせ私は"死なない"からどうぞお好きなだけバカにしてください』
呆れた顔して屋根の上で横になると
近くには誰もいないことだけ分かると目を閉じた
『そんな場所で呑気に昼寝でもしていていいのか?』
リオ『幹部たちは麦わらの一味たちと戦ってるし?
国王軍と反乱軍共は戦ってる最中だし?
ビビはどこにいるのかも分かんないし、捜すのも面倒だからここで休んでる』
『ならばビビを捜しに行くことを薦めるぞ
そんな所で時間を潰しているといつ敵に襲われるか知らんぞ』
リオ『まあ、そうね
でもなんか動きたくないのよね』
『お前というやつは……』
でんでん虫の受話器の向こうから溜息がこぼれる
リオ『ジジイ、お前も地上へ出て来なよ。
陽の光がちょ〜気持ちいいよ〜』
でんでん虫を近くに置いて寝たまま大きく伸びをすると
さっきよりも大きな溜息がこぼれた
『何を呑気なことを……
地上に出るぐらいならば死んだ方がマシだ』
リオ『やっぱ地上と言えば太陽の陽だよね〜
地上は嫌なことばっかだけど、
太陽の陽だけはいいと言えるな〜』
これで三度目の溜息を付いたジジイが、
実際に顔を見なくとも手を顔に当てて左右に顔を振っているのがなんとなく分かった
『海の世界の方がよいと思うがな』
リオ『海の中じゃあ戦争は起きたりしないしね』
『フッそれもそうだ、
デスアクアランドで戦争でも起きたらどうなるか…』
リオ『そりゃあもちろん敵は皆殺しよ、
私の国を攻撃する者は誰であれ地獄を見せるだけ。
海の中で私に敵う者なんていない』
『だが地上ではそうもいかないようだな』
リオ『……そう、だから地上は嫌い』←
ぶすっとして言うと
ジジイが小さく笑ったのが分かった
『他に好きなものはないのか?』
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