54修行前のカミングアウト
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◇いのり
若悪魔会合の翌日
私たちはジャージ姿で庭の一角に集まり、置かれているテーブルと椅子を使って修業開始前のミーティングを始めていた。
「最初に言っておくが俺のトレーニングメニューはシトリー戦までに効果を出すように組んである。その分キツいが耐えてくれ……そうすれば、今より数倍……数十倍によくすれば数千倍強くなれるだろう」
私と真名以外のグレモリー眷属の顔に緊張がはしる。
「さてと、俺のトレーニングメニューを発表する前に手伝ってくれる仲間が来たみたいだ」
ヤマトがそう言うとヤマトの後ろに転移魔法陣が展開され17人がコートを深くかぶり出てくる
「俺の眷属9人と修行を手伝ってくれる8人だ。そうだな……ここで、俺が何者なのかわかるからバラすか。いのり、真名、祭、アーシア、他グレモリー眷属に話してやれ」
ヤマトの眷属……小猫がいる…もう、隠す必要…無い…
「楪いのり、グレモリー眷属は兵士=Aヤマト眷属で女王≠セよ?」
「楪真名、グレモリー眷属は兵士=Aヤマト眷属は僧侶≠セわ」
「アーシア・アルジェントです、グレモリー眷属で僧侶=Aヤマト眷属で兵士≠竄チてます!」
「校条祭です。グレモリー眷属で兵士=Aヤマト眷属は僧侶≠やらしてもらってます!」
この現状についてこれたグレモリー眷属とアザゼルはいるかな?
『『ええぇぇぇぇぇぇ!!』』
これで、そこまで驚いていたらあとが持たないよ?
「みんな、コート脱いでいいよ」
驚いているグレモリー眷属とアザゼルを無視してヤマトは先ほどきたみんなに指示をだす。
「「「「「「「!?」」」」」」」
私、祭、真名を除いたグレモリー眷属はまたもや驚いていた。それはそのはず目の前にそっくりな自分たち……十年後の自分たちがいるのだから
「お前達グレモリー眷属の修行は自分たちにつけてもらえ。祭には俺が着く、真名にはヴァーリが、いのりには向こうの&コ藤一誠が着くことになる」
イッセーの前に向こう≠ニ強調したのはこっちの&コ藤一誠はテロリストの仲間で敵だから
「その前に、なぜ、私達がいるのかしら!?」
「それは………俺や眷属、後ろにいるリアス、真名、いのりは………だからだ」
ヤマトはわざともごもごして聞こえないようにする
「もう一度いいかしら?」
「俺達はここと全く同じ未来の世界から来たんだよ」
『『ええぇぇぇぇぇぇ!!』』
またも、こっちのメンバーが驚く
「トレーニングメニューだが、グレモリー眷属にはグレモリー眷属に当たってもらうから、死ぬ気で頑張ってね」
ヤマトはニコッと笑顔を見せるがこの笑顔は地獄でしか無い
続く
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