第四章
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存食だ、冷たい場所に長い時間置いて凍らせているものだ。そうして肉にいる寄生虫も冷気で殺すのだ。
「ホッキョクグマの肝臓以外はな」
「ああ、それは食えないよな」
ミヒャエルもホッキョクグマの肉のことは知っていた。
「あの熊とかセイウチは肉に絶対に寄生虫がいてな」
「肝臓はな」
「ビタミンAが多過ぎてな」
「かえって毒になるからな」
「だからこっちの人は食わない」
「ビタミンも多過ぎると毒だからな」
それ故にだ。
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