暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜黒の剣士と神速の剣士〜
SAO:アインクラッド
第7話 第1層ボス戦
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話






それから1時間かけ迷宮区に到着し、更に1時間かけて最上階に到達しボス部屋の前の巨大な扉の前まで来た。
ここに来るまでの道中で戦闘はたったの1回だった。

「みんな準備はいいか?」

ディアベルはそう言い扉に手を添える。
そして一同が頷くのを見ると扉を押して叫んだ。

「行くぞ??」

それを合図にプレイヤー達がボス部屋へと雪崩れ込む。
暗い部屋が次第に明るくなり、奥の玉座に座っている巨大なモンスターが姿を現す。
そして玉座との距離が20メートルを切ったとき、第1層フロアボス《イルファング・ザ・コボルドロード》がその巨体ではありえない跳躍で飛び、地響きとともに着地するとプレイヤー達に向かって咆哮する。
そしてコボルドロードは右手の斧を高々と振りかざすと先頭にいたプレイヤーに向かって叩きつける。
それを分厚いヒーターシールドで受け止める。
眩いライトエフェクトと強烈な衝撃音が広間を揺らす。
その瞬間左右の壁から4匹の《ルインコボルド・センチネル》が飛び降りてくる。

「戦闘開始??」

『うおおぉぉぉぉおお??』

第1層攻略と自分たちの命をかけたボス戦が始まった。






カゲヤside


「A隊B隊!スイッチ!」

ディアベルの的確な指示が飛ぶ。

「今だ!E、F、G隊!センチネルを近づけさせるな!」

1本目のゲージを削りきり、センチネルが飛び出してくる。

「わかった」

「了解!」

近くに飛び出てきた2体のセンチネルの片方に向かう。
振り下ろしてきたポールアックスを弾きすぐに剣を戻してセンチネルの首に剣を突き刺す。

「スイッチ!」

「はい!」

そう言って剣を首から抜きながら回転してセンチネルの背後に回る。
それと同時にセレッソが前に出てきてソードスキル、細剣スキル単発技《リニアー》をセンチネルの首めがけて放つ。
狙い通り弱点に当たりセンチネルのHPが0になりポリゴンになって舞い散った。
キリトたちの方もほぼ同時に終わっていた。

「2本目!」

直後ディアベルが叫び、壁からセンチネルたちが飛び出してくる。
キリトたちは近くにいたセンチネルに向かってダッシュする。
俺たちもキリトたちを追うようにセンチネルに向かっていった。



[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ